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わかめのかき揚げ

【1人前:279kcal】

コラム
 沈丁花の香りがどこからともなく漂うこのごろは、海ではワカメ漁が最盛期を迎えます。春ですね。私の出身山口県萩市では郷土料理の「わかめむすび」が有名です。幼い頃はワラの両端に生ワカメをくくり、庭先で半生状態に干して、包丁で細かく刻み炊き立てのご飯に混ぜてむすびを作っていました。ワカメの塩味がご飯とマッチしてとてもおいしかったですねー。今回は山口県下関市彦島での養殖ワカメの中継でしたが、この地域では塩蔵(えんぞう)ワカメが主流。「下関ワカメ」のブランド名で出荷されます。久しぶりにワカメを刻みました。祖母の「そりゃ包丁を研いじゃなゃから、切れいんね。」と言う声が聞こえてくるようでした。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2009.2掲載








わかめ(塩蔵) 100g
豚もも肉(薄切り) 100g
ちくわ 2〜3本
木綿豆腐 1丁
青ねぎ 適宜
天ぷら粉 50〜100g
揚げ油 適宜
 
[1]

わかめは塩を洗って固く絞り、細かく刻む。


ポイント…戻さず粗みじん切り。
      塩蔵わかめを戻さずに使うと塩味がつき、
      切りやすくなる。粗みじん切りにすると
      塩味が全体につく。

[2]

豚肉とちくわは小口から細かく切る。
青ねぎは2〜3cm長さに切る。

[3]

ボウルに豆腐を入れてつぶし、天ぷら粉と[1][2]を加えよく混ぜる。

[4]

揚げ油を170℃に熱し、[3]を木ベラの上に大さじ1〜2杯ずつのせ平らにして落とす。残りも同様にして落とし入れ、全体がカチッとなるまで揚げて油をきる。




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