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かきときのこのみそいため

【1人前:158kcal】

コラム
 福岡県志摩町の岐志漁港での冬の風物詩のひとつに、建ち並ぶ「カキ小屋」があります。この地域は可也山を中心とした、山々から流れ込む栄養源で引津湾での養殖カキが育ちます。山や森からの恵みのおかげというストーリーがあり、「森のめぐみ」というブランド名がつきました。今年は台風の被害もなく、甘く旨みが濃く育っているようです。私は殻付きだともっぱら電子レンジでちょっと加熱し、柑橘類をかけて食べるのが大好きですが、むき身は相性のよい味噌と組み合わせます。クリスマスや正月など人の集まるときのメニューとしても使えます。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2008.12掲載






かき(むき身) 300g
きのこ(しめじ、エリンギ等) 2パック
青ねぎ 適宜
にんにく 1かけ
赤とうがらし(種を除く) 1本
A
赤だしみそ 30〜40g
砂糖 大さじ1/2〜1
大さじ1
しょうゆ 大さじ1
ゆず 適宜
・かたくり粉、サラダ油、塩
 
[1]

かきをボウルに入れ、塩を軽くひとつかみ加える。混ぜながら汚れを除き、水洗いしてから水けをきる。

[2]

しめじは石づきを落として小房に分ける。エリンギは食べやすく切り分ける。青ねぎは3cm長さに切り、にんにくは薄切りにする。

[3]

Aを混ぜて合わせみそを作る。
[1]のかきの水けをふき、かたくり粉を薄くまぶす。

[4]

中華なべを熱して、サラダ油大さじ1 1/2、にんにく、赤とうがらしを入れ、弱火で香りが出るまでいためる。
かきをなるべく重ねないように入れ、強火で両面色よく焼きつけて取り出す。


ポイント…ぷくっとふくらんだら取り出す。
     かきは身を堅くさせないのが腕の見せどころ。
     火が通るとぷくっとふくらみますので、
     この時点で一旦取り出します。

[5]

[4]のなべを再び加熱し、サラダ油大さじ1を熱し、きのこを強火でいためる。ふたをして少し火力を弱め、しんなりしたらかきを戻し入れる。強火にし、合わせみそを加えて手早くからめ、青ねぎをちらす。器に盛り、好みでゆずを絞りかける。




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