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細切り大根と牛肉のすき煮

【1人前:621kcal】

コラム
福岡県JA八女地区では10年前から種自体が珍しい「役者横丁」という名の大根が栽培されています。生食だと甘みが引き立ち、煮るとトローッと柔らかくなり、全体的には筋っぽくなくやさしい味のする大根です。大根をいくら食べても食中毒にならない、あたらないことに由来し、演技が下手な役者を「大根役者」といいます。ここの大根名もこの由来から来ているのでしょう。最近では大根のファンもつき、生産者も増えました。きっと今回のメニューもヒットすること間違いないでしょう。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2008.11.26掲載






大根 1/2本(800g〜1kg)
牛肉(すき焼き用薄切り) 300〜400g
A
砂糖 50g
カップ1/2
しょうゆ 大さじ6
和風だしの素(顆粒) 小さじ1
卵(新鮮なもの) 適宜
・サラダ油、一味とうがらし
 
[1]

大根は皮をむき、スライサー等を使って細切りにする。
牛肉は半分に切り広げる。青ねぎは4〜5cm長さに切る。

[2]

Aの材料を合わせる。

[3]

中華なべまたは平なべを熱してサラダ油を加え、強火で大根を何回かに分けてザッといためて取り出す。
*サラダ油は大根をいためるたびに適量加える。


ポイント…いためて甘み出し。
      いためて大根をしんなりさせ、余分な
      水分を飛ばす。甘みが出て調味料の砂糖が
      控えられる。

[4]

同じなべに牛肉を広げて入れて焼きつけ、端に寄せる。あいたところに[3]の大根を加え、[2]を注ぎいれて強火で煮立てる。

[5]

しんなりしたら上下を返して均等に火を通し、青ねぎを入れてサッと煮る。

[6]

卵を割り入れた器に[5]を入れ、卵をからませながら食べる。好みで一味とうがらしをふる。




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