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まぐろの和風ピカタ

【1人前:250kcal】

コラム
福岡県遠賀町在住の仁井田智眞男さん所有のマグロ工場は、品質や値段も安定していておいしい地中海で蓄養された本マグロがマイナス35℃で保存されています。40kg前後の本マグロは約2分間で頭、カマ、トロ、赤身と部位別に捨てるところなく解体されます。1時間の解体作業で機械掃除に3時間かかるそうです。盆前には、正月こそはと、掃除を引き伸ばす、私の性格を反省させられた一日でした。卵を表面にからめて焼くのがピカタ。フレンチでは肉を使いますが、まぐろで応用してみました。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2008.7.23掲載






まぐろ(刺身用・赤身) 1cm厚さ5cm角4枚
青じそ 8〜16枚
卵黄 3〜4コ分
A
カップ1/2
みりん カップ1/2
しょうゆ 75ml
にんにく、しょうが(すりおろす) 各少々
削り節(かつお) 軽く一つかみ
大根(すりおろす) 適宜
細ねぎ(小口切り) 適宜
・小麦粉、サラダ油
 
[1]

なべにAを入れて煮立て、削り節を加えて再び煮立ってきたら火を止めてこし、和風だれを作る。

[2]

まぐろに薄く小麦粉をまぶし、両面に青じそを1〜2枚ずつはりつける。さらに上からも小麦粉を薄くまぶす。

[3]

卵黄を溶きほぐし、[2]を入れて全体をからめる。

[4]

フライパンにサラダ油少々を熱し、[3]を入れて弱火で焼く。卵が固まったら裏返して同じようにサッと焼き、卵がなくなるまでくり返す。固まったら取り出して7〜8mm厚さに切る。



ポイント…固まったらからませる。
     まぐろは生でも食べられるので、
     表面の卵に火が通ればよい。
     卵を焦がさないように両面を弱火で焼き、
     卵が固まった焼き上がり。
     

[5]

器に大根おろしを盛り[1]の和風だれを注ぐ。[4]をのせ細ねぎの小口切りをちらす。




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