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魚介類たっぷりブイヤベース

【1人前:276kcal】

コラム
大分県宇佐市の長洲海岸で、潮の干満を利用した伝統漁法「石ひび漁」を体験してきました。
昭和30年代まで行われており、昨年復活して、一般の人が体験できるようになりました。干満の差が4メートル以上にもなる特徴だからできます。海岸近くに石垣を築き、満潮時にエサを求めて上がってくる魚を干潮時に出られなくして捕る方法です。店頭や水族館で見るのと角度が違い、クロダイ、セイゴ(スズキの成長過程名)、イナボラ、コウイカなどが足元で泳いでいます。子供達には良い体験になりますよ。新月や満月の時に条件が良く、また団体で行くと格安になります。今回のメニューは捕った魚やアサリ、マテ貝を使ってのブイヤベースですが、もちろん他の魚介類でもできます。


毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2008.5.掲載






魚介類 600〜700g
にんにく(みじん切り) 4かけ
たまねぎ(みじん切り) 1コ
じゃがいも 4コ(500〜600g)
白ワイン カップ1
A
トマトの水煮 小1缶(約200g)
カップ1
固形スープの素 2コ
サフラン(乾) ひとつまみ(約0.2g)
セルフィーユ  適宜
・オリーブ油、こしょう
 
[1]

魚介類は下処理をし、大きく切る。
・魚はウロコを取り、内臓とエラを除き、ヒレは全てキッチンバサミで切り取る。
・いかは胴からワタをつけたまま足を除き、軟骨を除く。足はワタ、目、くちばしを除く。
・アサリは殻に塩をたっぷりまぶし、殻どうしをこすり、汚れを除く。水洗いしてからひたひたの塩水に一晩つけて塩抜きをする。

ポイント…大きく切る。
ブイヤベースの魚介は煮つけに比べ塩分が少ない為、大きく切って煮崩れを防ぐ。

[2]

じゃがいもは皮をむき一口大に切り、水につける。

[3]

なべにオリーブ油大さじ2とたまねぎ、にんにくを入れ中火でたまねぎがしんなりするまでいためる。
火力を強力にし、白ワインを加えて沸騰させ、アルコール分を飛ばしてからAを加えて煮る。

[4]

煮立ったら魚介類とじゃがいもを加えてふたをし、中火で15〜20分間煮込む。じゃがいもに火が通ったらこしょうで味を調える。

[5]

器に注ぎ、セルフィーユを飾る。




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