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めかぶとろろで簡単チャーハン

【1人前:416kcal】

コラム
 福岡県宗像市地島(じのしま)は鐘崎港から渡船で15分。周囲9.3キロ、人口約200人の小さな島で、今の時期はワカメ漁で大忙し。最初に刈ったワカメは皇室に献上されます。潮の流れの速い島の周囲の岩や砂にしっかりと根を張ったワカメは、全てカマで刈り取られます。根の上にフリル状に集まった部分が「めかぶ」で、含んでいる胞子が作業中に飛び出す光景が見られるそうです。4月初めまで店頭に並び、みじん切りにする程粘りが強くなるので“めかぶとろろ”と呼びます。冷凍保存も出切るので、不足しがちな食物繊維やミネラル分を取ってください。もう一度訪れたい島でした。




毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2008.3.掲載






めかぶ 300g
温かいご飯 茶碗6杯分
牛ひき肉 100g
にんじん(みじん切り) 50g
天然だしパック 2袋(15〜20g)
3コ
・しょうゆ、塩、サラダ油
 
[1]

めかぶは水洗いしてから沸騰湯にくぐらせ、色が変わったら水にとって冷ます。フードプロセッサーにみじん切り用刃をセットしてめかぶを入れ粗みじん切りにかく拌し、ご飯を入れたボウルに移す。

[2]

中華なべを温め、牛ひき肉を加えポロポロになるまでいため、仕上げにしょうゆ少々を加え[1]のボウルに移す。

[3]

ご飯と具の入ったボウルににんじんと天然だしパックを加えよく混ぜる。[2]で使った中華なべに移し中火でいためる。ご飯がなべにくっつかなくなったらしょうゆ少々をまわし入れ仕上げる。

[4]

[3]と平行して卵ネットを作る。
ボウルに卵を割り入れてよくほぐし、水大さじ1と塩ひとつまみを加え混ぜる。目の細かいザルなどでこし、4等分する。フライパンに薄く油を塗り温める。卵液をつけた箸をフライパンにのせ、「チュッ」と音がしたら1/4量の卵液をザルに移し手早くネット状に落とす。卵が乾いたら箸でふちのほうからはがし裏返して軽く焼き、ペーパータオルの上に移す。
残りも同様にして焼き、ペーパータオルの上に移す。



ポイント・・・「チュッ」の音を聞く。
卵焼きはフライパンが熱くないと卵がくっつきやすいので焼く前に必ず卵液を落とし音を聞く。

[5]

器に盛ったチャーハンの上に[4]の卵ネットをかぶせる。




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