セツコ母の味サロン | トマトと牛肉のチリソース煮

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【1人前:241kcal】

熊本県玉名市の吉田富明さんは、有明海に面したハウスで栽培した“塩トマト”をこの時期限定で出荷されています。海に近い苗からだけ、皮が硬く粒が小さいトマトができます。栽培歴は長いのですが、これまでは、2級品扱いされていました。でも、この地域がかつては塩田だったたまものではないかと気づき、試行錯誤の末、3年前に“塩トマト”として商品化しました。酸味が強く、鉄の包丁もさびるほどです。この酸味を活かした肉との組み合わせは、いつもの肉をいっそう柔らかく仕上げてくれました。毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2008.2.掲載

トマト

4コ(約400g)

牛肉

200g

わけぎ

4～5本

・サラダ油、ごま油

[1]	牛肉は食べやすく切り、Aをもみ込んで下味をつける。

[2]	トマトはヘタを取り、一口大に切る。わけぎは根を切り落とし、3cm長さに切る。

[3]	中華なべを熱して、サラダ油大さじ1をなじませ、[1]の牛肉を手早くいためて取り出す。同じ中華なべにサラダ油大さじ1を追加し、トマトをいためる。Bを加えて香りが出るまでいため、Cを加えて軽く煮詰める。ポイント・・・軽く煮詰める。トマトをソース状に加熱すると甘みが豆板醤、にんにく、しょうがとマッチし、絶妙の味になる。

[4]	仕上げに牛肉とわけぎを加えて手早くいため合わせる。なべ肌にごま油小さじ1をまわし入れ器に盛る。