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タコの柔らか煮 節子風マリネ

【1人前:361kcal】

コラム
 関門海峡を漁場とする北九州漁協平松支所では、「関門海峡だこ」と商標登録したたこつぼ漁が、例年より2ヶ月ほど遅れて始まりました。潮の流れが速く、貝やカニの餌が豊富なため「太くて短くプリプリした足は噛めば噛むほどうまみが出る」という特徴があります。日ごろは早朝からの漁ですが、今回は私たちの生中継のため、午後に変更していただきました。満潮時で強風に出くわし、船にしがみつきながら「この荒波で育つから特徴が出るのだ」と実感しました。
 寒くなりましたのでマリネ液の酢はユズ酢を使いました。酸味が和らぎタコのうまみを引き立てます。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2007.12.掲載






生ダコ 1杯(約700〜800g)
A
米酢 50cc
小さじ1
ゆず 1/2コ
パセリの茎 適宜
ドレッシング
オリーブ油 カップ1/2
ゆずの絞り汁 カップ1/4
小さじ1/2
砂糖 小さじ1
しょうゆ 1〜5滴
にんにく(すりおろす) 少々
パセリ(みじん切り) 大さじ2
・粗塩
 
[1]

タコの頭の中にある墨袋を取り除いて塩をひとつかみまぶし、揉みながら汚れとぬめりを落として水洗いする。

[2]

深めのなべにたっぷりの湯を強火で沸かし、Aとタコを入れる。煮立ったら弱火にしてふたをし、80分間かけて柔らかくゆでる。


ポイント・・・ゆっくりゆでる。
“イカの行水、タコの長風呂”と言われているように、タコは時間をかけて弱火でゆでると柔らかくなり、タコの味が出る。

[3]

Bの材料を全てボウルに入れよく混ぜ、パセリを加える。

[4]

[2]のタコは足を1本ずつに切り分け、キッチンバサミを使って一口大に切る。タコが熱いうちに[3]のドレッシングにつけて混ぜる。粗熱が取れてから盛りつける。


※季節の野菜と和えてもよい。




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