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黒米入りきのこちらし

【1人前:646kcal】

コラム
 秋の収穫が終わる時期、佐賀県伊万里市の炭山地区を訪れました。棚田の新米を使った栗おこわや里芋と小豆の入った“にごみ”、フナの昆布巻きと、この地方でのくんち料理をごちそうになりました。
今回は簡単で振る舞い料理にもなる“ちらし寿司”です。黒米に含まれるアントシアニンの色素は酸によりきれいな青紫に発色し、白米も染まり、くんち料理にもぴったりですよ。豊穣を祝い感謝を捧げる秋祭りを北部九州では「九日(くんち)」「御九日(おくんち)」等と呼び、旧暦の9月9日頃、開催されているようです。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2007.10.23掲載






カップ3
黒米 大さじ3
A
大さじ5
砂糖 大さじ3
ちりめんじゃこ 50g
まいたけ 1パック
しめじ 1パック
えのきだけ 1パック
エリンギ 1パック
にんじん 150g
油揚げ 20g
・塩
B
カップ1/2
淡口しょうゆ 小さじ1
小さじ1
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1
C
錦糸卵 適宜
ぎんなん(ゆでる) 適宜
みつば(ゆでる) 適宜
 
[1]

米を研ぎザルに上げ、30分間水けをきる。黒米はたっぷりの水につける。
Aを合わせ30分以上おき、すし酢を作る。

[2]

にんじんは皮をむき、2o厚さの輪切りにし、好みの型で抜き、ゆでる。切れ端はせん切りにする。
油揚げは2cm長さの細切りにする。
まいたけ、しめじは根元を落とし粗くほぐす。えのきだけは根元を落とし長さを3等分しほぐす。エリンギは長さを3等分にし、縦に食べやすく裂く。

[3]

なべに[2]の材料(にんじんの型抜きを除く)とBを入れふたをし、強火にかける。1〜2分間後に沸いてきたらふたを取り、汁けがほとんどなくなるまで煮る。


ポイント・・・強火で煮る。
きのこは水分が多い為、短時間で煮て香りと味を残す。

[4]

[3]と平行してご飯を炊く。炊飯器に洗い米を入れ、水カップ3を加える。さらに水けをきった黒米と黒米の水加減大さじ3を加えて普通に炊く。

[5]

[4]を盤台に取り、すぐにすし酢をかけてサックリと混ぜる。すし飯が人肌くらいのうちに[3]を混ぜ、にんじんの型抜きやCをちらす。




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