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うなぎの甘辛丼

【1人前:615kcal】

コラム
 幼いころの夏休み、日課だった川泳ぎの後に帰ると家の者は皆昼寝。シーンと静まりかえった中、元気なのがいました。水回りのそばのたらいの中でヌルッとしているウナギです。最近訪れた柳川市のウナギ問屋・近口商店では今の時期、1日に3000匹を焼き、焼き場はてんてこ舞いです。備長炭がおこると800〜1000度にもなり、この高温で焼かないとウナギ本来の味や香りが出ないと店主は言い切ります。ウナギは高タンパク質のスタミナ食品の代表で、目や皮膚、粘膜を丈夫にするビタミンAがたっぷり。夏の体力づくりや夏風邪予防にはぴったりです。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2007.8.1掲載






うなぎのかば焼き 1尾(約250g)
焼き麩 20g
糸こんにゃく(白) 200g
わかめ(塩蔵品) 10g
青ねぎ 適宜
3コ
ご飯 4杯分
粉山椒または七味とうがらし 適宜
A
だし 300cc
砂糖、しょうゆ、みりん 各大さじ2
かば焼きのタレ(市販品) 大さじ2
 
[1]

うなぎは細長く縦半分に切ってから長さを4cmに切り揃える。

[2]

糸こんにゃくは食べやすく切って下ゆでし、からいりをする。わかめは水で戻して一口大に切る。
焼き麩は水で戻してひとつかみずつ取り、両手で挟むようにして水けを絞る。
青ねぎは3cm長さに切る。

[3]

フライパンを弱火で温め、[1]のうなぎを入れ5〜6分間かけて両面をカリッと焼き、仕上げにかば焼きのタレを回しかける。


ポイント・・・カリッと焼く。
市販のうなぎのかば焼きは食べる前に香ばしく焼くとおいしくなる。

[4]

[3]と平行してなべにAを入れて煮立てる。糸こんにゃく、戻した麩、わかめの順に加えグツグツ煮立ったら卵を溶いて回し入れ火を止めて青ねぎをちらす。

[5]

椀に盛った温かいご飯に[4]を等分にかけ、[3]のうなぎのかば焼きをのせ、好みで粉山椒や七味とうがらしをふる。




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