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さざえのにんにく焼き

【1人前:79kcal】

コラム
 佐賀県唐津市鎮西町にある波戸岬は東松浦半島の突端にあり、西側に海が開けているので夕陽が美しいことで有名ですが、もうひとつの地元名物は“サザエのつぼ焼き売店”です。40年前に4軒からスタートした売店も、今では14軒になりお嫁さんたちが引き継いでいます。海草が豊富で波もあり、サザエの生育には好条件のこの地域でのサザエ漁は、女性が主役の「海女」から、男性が主役の「海士」に代わり、母親と息子、若夫婦のコンビで漁と売店は続けられています。ここのサザエは5〜6月が産卵時期で、殻から身を引き出すと、雄は生殖腺が白、雌が深緑色とはっきり区別できます。身の取り出し方はレシピを参考に。気持ちがいいほどすっきりと取り出せます。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2007.6掲載






さざえ 4コ
にんにく 1かけ(約10g)
しょうゆ 大さじ1
青じそ 4〜5枚
カップ1/4
クリームチーズ(溶けるタイプのスライスチーズでも可) 50g
 
[1]

にんにくは薄皮をむき、みじん切りにする。
しょうゆに浸して1時間以上おく。
青じそはみじん切りにする。

[2]

なべに酒を入れ火にかけ、煮立ったら火を止める。ボウルにチーズを入れ、なべの酒を少しずつ注いで溶かし、[1]のにんにくじょうゆと青じそを混ぜる。

[3]

さざえは殻のまま熱湯に5〜6分間つけてから身を取り出し、ワタを除いて薄切りにする。


ポイント・・・熱湯でスムーズに。
さざえの身を取り出す時は熱湯につけて身を縮ませるとスムーズに取れる。

[4]

身についている丸いふたの部分に殻を入れ、殻の奥に身がいかないようにしてから薄切りの身を入れる。

[5]

さざえの殻の中に[2]をスプーンでヒタヒタまで注ぎ、グリルに入れ中火で13〜15分間かけてグツグツ煮立つまで焼く。




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