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手長ダコのトマト煮

【1人前:265kcal】

コラム
 福岡市西区の姪浜漁港では、数年前から手長ダコが水揚げされています、防波堤を出たらすぐそこが漁場で、毎日600個を沈めてのカゴ漁では、握りこぶしほどの頭に長さ50cmはある細い足の手長ダコが300杯は入っているそうです。主に韓国への輸出と地元の朝市で消費されます。
真ダコに比べて少し水っぽく、韓国・釜山の刺身をごま油に塩で食べる食べ方が一番おいしい気がしました。
姪浜の朝市では1杯100円位で販売されています。
脚の先の渦を巻いた部分は、下ごしらえの段階で切り落としてください。ついうっかりしてそのまま使っていると、地元の方から「昔からのどを抉(5えぐ)ると言い伝えられているから、使わんと!」と教えられました。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2007.2.掲載






手長ダコ 4ハイ
にんにく 2かけ
赤とうがらし 2〜3本
A
トマトの水煮(缶詰) 大1缶(約400g)
固形スープの素 2コ
パセリ(みじん切り) 適宜
・塩、緑茶葉、オリーブ油、こしょう
 
[1]

手長ダコをボウルに入れ塩をひとにぎり加え、揉みながら汚れとぬめりを取り洗い流す。

[2]

大なべに水を沸かし、緑茶葉を茶パックに入れて加え、煮出して茶汁を作る。

[3]

[2][1]を入れ常に煮立つ火力で15〜20分間ゆでる。



ポイント・・・茶汁でゆでる。
タコは茶汁でゆでると臭みがとれる。

[4]

鍋ににんにくの薄切り、赤とうがらし、オリーブ油大さじ3を入れ中火にかける。香りがたったらAを加えトマト水煮をつぶしながら4〜5分間煮る。

[5]

[4][3]のゆでダコを入れタコにソースをからめながら2〜3分間煮て、味が足りなければ塩とこしょうで調節する。

[6]

[5]を器に盛り、パセリをちらす。




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