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水菜のシャッキリいため

【1人前:105kcal】

コラム
 福岡市箱崎地区は、かつては京都、山口の並ぶ日本三大軟弱野菜産地でした。この地域の砂地が箱崎万能ねぎ、小かぶや金時人参、山東菜などの地野菜を育ててきました。今はサラダとして生で食べられる「博多サラダみずな」が主流です。
 ただ生産者6人で4年目に入るこの商品も、周りが工場や会社の建物に囲まれた土地でのハウス栽培に限度があるようです。「次の野菜は何がヒットしますかね?」と生産者に尋ねられましたが、すべて出し尽くしたと思える21世紀。料理はドラマや歌、ファッションのようにリメークできますが、野菜の種になるとどんなリメークになるのでしょうか。考えさせられる1日でした。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2006.2.22掲載






水菜 2束(約400g)
油揚げ 1枚(約30g)
かなぎちりめん カップ1/2(約20g)
しょうが 1かけ(約30g)
サラダ油 大さじ1
・しょうゆ、みりん
 
[1]

水菜は根を切り落とし、4cm長さに切り、茎の下部と葉に分けて使うまで水につけてパリッとさせる。


ポイント・・・パリッとさせる。
葉物野菜は加熱する前に水につけて蘇生させるとおいしく仕上がる。

[2]

油揚げは細切り、しょうがは皮をむき細いせん切りにする。

[3]

中華なべにサラダ油、しょうが、かなぎちりめん、油揚げを入れて弱火で約10分間いためカリッとさせる。
[1]の水菜の水けをきる。

[4]

[3]にしょうゆ大さじ1とみりん2を加え味をつけ強火にする。水菜の茎の下部を加え、全体に味つけするようにいためながらよく混ぜる。
仕上げは火を止め残りの水菜を加え全体をさっくり混ぜ仕上げる。


ポイント・・・仕上げは余熱で。
水菜全部をいためるのではなく、1/2量は火を止めてから余熱で火を通し、シャッキリ感を出す。




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