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磯の香りが美味 かきオムレツ

【1人前:257kcal】

コラム
 長崎県佐世保市の九十九島はカキの養殖が盛んで、今年も旬を迎えています。この地域は河川から流れ込む水が少なく、海水の塩分濃度が高い。一般にカキの身は貝柱や足など筋肉の部分が10%、残りの90%は内臓と言われていますが九十九島ガキは海水の中から一生懸命、餌を探すため、貝柱が太く、小粒で弾力がありうまみが凝縮したかきに育っています。自然が育てた産物ですね。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2005.11.16掲載






かき(むき身) 300g
4コ
A
小さじ1/2
牛乳 大さじ2
B 甘酢あん
酒・オイスターソース・みりん 各大さじ1
しょうゆ・酢・片栗粉 各小さじ1
大さじ3〜4
根深ねぎ 1/2本
ピーマン(青、赤) 各1/4コ
・塩、片栗粉、ごま油
 
[1]

かきをボウルに入れ、塩軽くひとつかみを加え、混ぜながら汚れを除く。水洗いしてから水けをきる。
根深ねぎは斜め薄切り、ピーマンはヘタと種を除き、粗みじん切りにする。
Bの甘酢あんをの材料を合わせる。

[2]

[1]のかきをボウルに入れ片栗粉大さじ3をふり入れ、身をつぶさないように混ぜる。



ポイント・・・かきの水分で片栗粉を溶かす。
かきに片栗粉をまぶすと、磯の香りを封じ込め仕上がりがふんわりと柔らかい食感になる。

[3]

卵は割りほぐし、Aを加えて混ぜる。

[4]

中華なべを熱し、ごま油大さじ2と根深ねぎを加え、ねぎをいためる。香りが立ったら[2]のかきほ加えて強火でいためる。かきがぷくっと膨らんだら[3]の卵を加えて大きく混ぜながら半熟状態になったら器に盛る。



ポイント・・・かきがぷくっと膨らんだ火が通ったサイン。急いで仕上げる。

[5]

[4]のなべをきれいにし、[1]で合わせた甘酢あんの材料を入れ強火で混ぜながらとろみをつけ、ピーマンを加える。ひと煮立ちしたら[4]にかける。




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