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かつお入り春巻き

【1人前:56kcal】

コラム
 カツオは世界中の暖流に分布するサバ科の回遊魚です。ウロコがなくキューッと締まった体系は、海中を時速60`で一生泳ぎ続けているからです。最近では泳ぎ続けるカツオに、疲労回復効果のある未知の成分があるのではという研究も行われています。青葉のころには『初ガツオ』と呼び、もてはやされます。
 カタクチイワシを餌として三陸沖まで北上し、水温が低くなるとまたフィリピン沖へとイワシを追って南下します。地元玄海灘沖では本ガツオと違い、歯が鋭く身はピンク、血合い部分の少ない特徴をもった“ハガツオ”または“キツネガツオ”と呼ばれるカツオが水揚げされます。脂肪を蓄え、身がはちきれそうな今の時期のカツオは『戻りガツオ』と呼ばれ、トロの味わいに似ています。ぜひ味わってほしいものです。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2005.10.19掲載






かつお(刺身用) 200g
A
しゅうゆ・酢・みりん 各大さじ1
B
しょうが(みじん切り) 10g
にんにく(みじん切り) 1かけ
赤とうがらし(種を除いてみじん切り) 1本
カレー粉 大さじ1
C
れんこん(粗みじん切り) 50g
ごんぼう(ごほう)(粗みじん切り) 20g
にんじん(粗みじん切り) 10g
こんにゃく(ゆでる)(粗みじん切り) 30g
春巻きの皮 5枚
揚げ油 適宜
・小麦粉
 
[1]

ボウルにAを入れよく混ぜる。この中にスプーンなどを使って粗くほぐしたかつおの身を入れ混ぜる。(かつおの皮は除く)

[2]

[1]にBとCを入れてさらに混ぜ10等分する。

[3]

春巻きの皮を半分に切って[2]の具材をそれぞれにのせ、包む。小麦粉大さじ1を同量の水で溶きのりを作り、春巻きの巻き終わりと両端に塗って止める。

[4]

170℃の揚げ油に[3]を入れ4〜5分間かけて揚げる。




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