素材名等で検索するときは、以下のメニューより「素材名」や「調理方法」を選択して「検索」ボタンをクリックしてください。
 

梅干しでさっぱり うなぎチャーハン

【1人前:583kcal】

コラム
 今年は宮崎、鹿児島と食材を探しに行く機会が多く、養鰻場にも数回うかがって、地元でしか味わえない「ウナギのかば焼き」を堪能しています。12月から翌年4月に河川や近海で取れる稚魚を、半年ほど養殖して出荷します。ウナギ職人の世界では「割き3年、串(くし)打ち8年、焼きは一生」と言われ、おいしさは今もなお追及されています。
 「ウナギに梅干し」の禁忌は、梅干しで口の中がさっぱりしすぎて食べ過ぎてしまうことを戒めた、とも言われています。今回のレシピは、しばしば「そうめん、チャーハンの繰り返し」と言われる夏休みの昼ご飯にどうぞ。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2005.8.3掲載






うなぎのかば焼き 1尾(250g)
ご飯(茶碗軽く) 6杯分(約600g)
4コ
しょうが(みじん切り) 大さじ2
A
梅干し 6コ(約60g)
青ねぎ(小口切り) 10本
小さじ1
こしょう 少々
かば焼きのタレ 大さじ2
・ごま油
 
[1]

うなぎのかば焼きは2cm各切りにする。梅干しは種を除いて果肉をちぎる。ご飯に卵を割りいれてよく混ぜ卵混ぜご飯を作る。


ポイント・・・チャーハンのパラパラ仕上げは卵混ぜご飯で。
ご飯一粒一粒に卵をまぶすと、加熱時に卵が固まり、ご飯がパラパラに仕上がる。

[2]

フライパンを中火で熱し、ごま油小さじ1をなじませ、うなぎを入れ表面をカリッと焼く。

ポイント・・・かば焼きはカリッと焼く。
表面のタレをカリッと焼くと香ばしくなり、チャーハンとなじむ。

[3]

[2]と平行して中華なべを強火で熱し、ごま油大さじ2を入れしょうがをいためる。香りが立ったら卵混ぜご飯を入れパラパラにほぐれるまでいためる。

[4]

[3][2]を加え全体にうなぎを混ぜる。真中に穴をあけてかば焼きのタレを注ぐ。

[5]

タレが焦げて香ばしいにおいがしたら全体をさっくりいためる。Aを加えて手早くいためて仕上げる。




Copyright © 2003 SETSUKO Hahanoaji Salon Inc. All Rights Reserved.