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フレッシュトマトの麻婆風

【1人前:200kcal】

コラム
 北九州市若松区有毛地区は、野菜の一大生産地。ここで35年間同じ栽培方法を続けているトマト農家で今、息子さんがそれを引き継ごうとしています。保水効果を狙って麦わらをびっしり敷くことも、お父さんのやり方だとか。品種は「桃太郎」。5月中旬から収穫が始まり、7月上旬にはピークを迎えます。日中、栽培ハウスの中は室温が50度以上にもなるそうです。
 幼いころ、母がスライストマトに砂糖をかけ、トマトから出た水分にちょっとウスターソースを加えて飲ませてくれた思い出があります。母の知恵をヒントにトマト料理には砂糖をまぶします。不思議とおいしく仕上がります。


毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.6.1掲載






トマト 600g
豚ひき肉 200g
A
豆板醤 小さじ1
しょうが(みじん切り) 大さじ1
にんにく(みじん切り) 大さじ1
B
赤みそ 大さじ2(約30g)
オイスターソース 小さじ1
しょうゆ 大さじ1
大さじ2
片栗粉 大さじ1
オクラ(ゆでる) 10本
・ごま油、砂糖
 
[1]

トマトはヘタを取り一口大に切り、砂糖大さじ1をまぶす。


ポイント・・・トマトに砂糖をまぶす。
砂糖をまぶすことにより、トマトの余分な水分を引き出し、水っぽさと青臭さを解消させ、他の調味料との調和をとる。

Bの調味料を混ぜ合わせる。

[2]

中華なべを熱してごま油小さじ1とAを入れいためる。香りが出たらひき肉を加えて強火でポロポロになるまでいためる。

[3]

続けて[1]で混ぜた調味料を加えいためながら肉に味をつける。

[4]

[3]にオクラとトマト(トマトから出た水分きボウルに残す)のみを加えひと混ぜし、フツフツさせる。水溶き片栗粉を加えとろみをつけ手早く器に盛る。

ポイント・・・水溶き片栗粉はトマトから出た水分で作る。




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