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赤貝の姿揚げ

【1人前:216kcal】

コラム
 佐賀県鹿島市にある「道の駅鹿島」の裏の防波堤に立つと干潟の大パノラマ。5月には「ガタリンピック」も開催されます。潟スキーや網引きをする子どもたちの姿や、「寒かったら、潟の中に入って温もれ!」という先生の声も聞こえます。ムツゴロウやシャッパ(シャコ)、タコ、アゲマキなどもこの潟に生息しています。この地方ではアサリぐらいの大きさで赤貝に似た「さるぼう貝(赤貝亜属)」を「赤貝」と呼び、今の時期には殻のまま煮て食べるのが日常茶飯事のようです。「赤貝の殻煮」と呼ばれています。
 今回は、本来の赤貝を使い、身の10倍近い大きさの殻も生かしたかき揚げにしました。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.4.23掲載





赤貝(殻つき) 4コ
たまねぎ 1/2コ
みつば 5〜6本
かき揚げ衣
薄力粉 カップ1
小さじ1/2強
1コ
カップ1/2
揚げ油 適宜
・薄力粉、塩
 
[1]

赤貝の殻をタワシでよく洗い、貝の口を開け中身を取り出す。ヒモと貝柱、身のみを塩もみし、きれいに洗いヒモは食べやすく切り、身は貝柱の大きさに切る。殻は水けをふき、内側に粉を薄くふる。

[2]

たまねぎは横に2〜3cm厚さに切る。みつばは1cmのざく切りにする。

[3]

[1][2]をボウルに入れ、薄力粉大さじ1をふり入れさっくり混ぜる。


ポイント・・・衣とのつなぎに材料に粉をまぶす。

[4]

かき揚げ衣を作る。
ボウルに粉と塩を入れよく混ぜる。この中に溶いた卵と水を合わせた卵水を加えさっくり混ぜる。


ポイント・・・かき揚げの粉と水分の比率は1:0.8にし、やや固めの衣を作る。

[5]

[4][3]を合わせ全体をさっくり混ぜ[1]の赤貝の殻に詰め、170℃の揚げ油に入れ、約5分間揚げ火を通す。




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