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たけのこと鶏肉の煮物

【1人前:197kcal】

コラム
 今週は北九州市小倉南区の「合馬観光たけのこ園」におじゃましました。代表の冨岡修さんは「今年のタケノコは小さくて不作」と話されます。竹林の地面を見渡しても穂先すらのぞかせていないのですが、ササの葉を見て栄養が足りているかを判断します。そう言われてみると葉の先が茶色い。桜の開花も遅れているので、昨年に比べ2週間ほど掘るのが遅れているようです。
 自然の恵みも天候に左右されやすいのですね。でも、握りこぶし大の料亭で扱われるような品を存分に使わせていただきました。やはり包丁がすーっと入ります。観光たけのこ園は19日にオープンします。タケノコ堀体験もできますので、竹林の中で春の新しい息吹を感じるのも、心と体のごちそうになりますね。


毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.3.19掲載






ゆでたけのこ 400g
鶏もも肉 大1枚
A
だし(または水) カップ2
砂糖 大さじ1
しょうゆ、淡口しょうゆ 各大さじ1
酒、みりん 各大さじ2
木の芽 適宜
 
[1]

たけのこは穂先は食べやすく4〜5cm長さの縦切りにし、中央や根元部分は1.5cm厚さの半月切りまたはいちょう切りにする。


ポイント・・・切り方を変える。
穂先、中央、根元部分と切り方を変えると柔らかく、味もしみ込みやすい。

[2]

鶏肉は大きめの一口大に切る。

[3]

なべにAを入れて煮立て、鶏肉を入れて軽く火を通す。鶏肉を取り出し浮いたアクを取り、たけのこを加える。

[4]

再び煮立ったら落としぶたをし、弱めの中火で煮汁が1/3量になるまで15分間煮る。鶏肉を戻し入れ、煮汁がほぼなくなるまで強めの中火で煮る。
器に盛って木の芽をちらす。




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