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かぶら蒸し

【1人前:182kcal】

コラム
 今週は、これが作れたら、和食の上級者になった気分が味わえるメニュー「かぶら蒸し」の紹介です。
 すりおろしたかぶと材料を卵でまとめ、あんをたっぷりかけていただきます。いたってシンプルですがこの時期ならではのメニューです。
 蒸したてをフーフー言いつつ口に運べば、ふんわり軽やかなかぶとあんが一心同体。口の中でとろけて消えます。今回はかぶの葉も加えることにしました。あまりに緑がおいしそうだし、春を待つ演出にもなります。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.2.5掲載






かぶ 400g
白身魚(タイ・アマダイ・ヒラメなど) 250g
きくらげ(水につけて戻す) 2枚
ぎんなん 8コ
ゆり根 30g
にんじん 30g
えび 4匹
1/2コ
A
だし カップ1
小さじ1/2
しょうゆ 小さじ1/2
みりん 小さじ1
かたくり粉 小さじ2
かぶの葉(ゆでて小口切り) 適宜
おろしわさび 適宜
・酒、塩
 
[1]

白身魚は中央の血合いの部分の小骨があれば抜き、8切れに切る。酒小さじ1と塩少々をまぶして下味をつける。

[2]

かぶは皮をむき、すりおろしてザルに受け自然に水けをきる。


ポイント・・・かぶは水けを絞らない。水けをギュッと絞るとかぶの風味が損なわれてしまうので、ザルに入れて自然に水けをきる。

[3]

きくらげは石づきを除いて細切りにする。ぎんなんは包丁の背でたたいて殻を割り、なべに入れ熱湯と塩少々を加え、2〜3分間ゆでる。冷水にとり、薄皮が残っていれば取り除く。
ゆり根は1枚ずつはがして汚れを洗い落とす。
にんじんは薄い短冊切りにする。
えびは殻をむき、背ワタを除き1cmのぶつ切りにする。

[4]

茶碗蒸しの器や耐熱性の器に[1]を等分に入れる。ボウルに[2][3]、塩少々を入れ卵を加えて手でよく混ぜ、魚にかける。

[5]

なべに深さ1〜1.5cmまで水を入れて[4]を入れ、ふたをして強火にかける。沸騰したらすぐにごく弱火にして8〜10分間蒸し、火を通す。

[6]

あんを作る。別なべにAを入れてよく混ぜ中火にかける。混ぜながらとろみをつけ蒸し上がった[5]にかける。かぶの葉をちらし、おろしわさびを添える。




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