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はまぐりのパエリヤ

【1人前:267kcal】

コラム
 今週は前原市の加布里漁港におじゃましました。ちょうど大潮の時の干潮時。ウェットスーツを着た漁師さんたちでつくる「はまぐりの会」のメンバーたちは大忙しです。
 ここ、加布里湾では今では珍しい天然のはまぐりが取れるのです。乱獲が原因で中断していた漁も97年から復活しました。焼きはまぐりと吸い物をごちそうになりました。パカッと口が開くとはまぐりのエキスが炭火に落ち、その焼けるにおい。たまらないですね。
 日本酒を加えると、お互いにうまみを強め合う相乗効果が起こってうまみが数倍強くなります。また、疲労回復に効くタウリンも二枚貝の中では一番多く含まれます。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.1.29掲載






はまぐり(砂抜きしたもの) 小12コ(約500g)
カップ2
たまねぎ 1/2コ
じゃがいも 大1コ(約200g)
クレソン 適宜
固形スープの素 2コ
サフラン(粉末) 米粒2粒分
・バター、酒、塩
 
[1]

はまぐりに塩をまぶし、殻と殻をこすり合わせて汚れ落とし、水洗いをする。

※はまぐりの砂抜きができていない時は、海水程度の塩水(水カップ1、塩小さじ1)をひたひた量注ぎ入れ、新聞紙をかぶせて半日以上浸し砂をはかせる。

※鮮度は貝どうしを叩き「カチッカチッ」と高い音を確かめて。

[2]

たまねぎは横薄切りに、じゃがいもは皮をむき1cm厚さの半月またはいちょう切りにして水にくぐらせ水けをきる。
クレソンは食べやすく摘む。
米はざっと洗い水けをきる。

[3]

ふたのできる厚手のなべにバター大さじ2と[2]のたまねぎ、じゃがいも、米を入れて強火でいためる。米が柔らかくなったら水カップ2と固形スープの素を加える。


ポイント・・・米をいためる。
米の浸水時間をとらなくても温かくなるまでいためると、芯のない炊き上がりになる。

[4]

煮立ったらサフランとはまぐり、酒大さじ1を加えてふたをし、弱火で10分間炊く。

[5]

10秒間強火にし、火を止め10分間蒸らした後、全体をさっくり混ぜ器によそいクレソンをちらす。




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