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節子風すき焼き

【1人前:759kcal】

コラム
 前原市にある「一番田舎」(いちばんでんしゃ)は、地元にお住まいの鈴木さんが65年かけて確立されたブランド“糸島牛”の直販所です。また地元農家や漁港からのたくさんの産物も所狭しと販売されています。
 緻密(ちみつ)な肉質、脂を美しい霜降り状態にする時期と、一頭一頭をよく知りながら、肉のおいしさではどこにも負けない牛を育てていらっしゃる姿勢には頭が下がります。ここでは比較的値段が手ごろなのもいいですね。
 今回は白砂糖としょうゆで作る関西風すき焼きです。


毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.12.4掲載






牛肉(すき焼き用) 400g
焼き豆腐 1丁(約300g)
糸こんにゃく 1袋(約200g)
ごぼう 1本
白菜 6枚(約300g)
根深ねぎ 2本
生しいたけ 6〜8枚
春菊 1袋
砂糖 140〜160g
しょうゆ 180〜200g
牛脂 適宜
卵(新鮮なもの) 4コ
 
[1]

焼き豆腐は縦2つに切り、さらに1cm幅に切り分ける。糸こんにゃくは下ゆでし、水けをきり適当な長さに切る。こぼうはささがきにし、水にくぐらせ水けをきる。白菜は茎と葉に分け、茎は大きめのそぎ切り、葉はざく切りにする。
ねぎは1cm幅の斜め切りにする。しいたけは石づきを除き、食べやすい大きさに手で裂く。
春菊は食べやすい大きさに摘み、揃える。

[2]

[1]の材料と牛肉を器に盛る。

[3]

すき焼きなべを中火で熱し、牛脂を入れて溶かしなべ全体になじませる。

[4]

[3]に牛肉を全部入れ、肉の上に定量の砂糖から軽くひとつかみ取りふりかける。肉をかき混ぜつつ焼き色をつけ、肉にほぼ火が通ったら片側に寄せる。

[5]

なべ半分の空間に先ず焼き豆腐を肉の側に入れ肉との境を作る。次に白菜の葉と春菊以外の材料を入れる。

ポイント・・・ぎっしり詰め入れる。
野菜や豆腐の水分が出てだしとなるので一度に入れる。

[6]

再び[5]に残りの砂糖をふりかけ、しょうゆをまわしかける。火力を強火にし、具を煮ながら各自が割りほぐした卵にくぐらせながら食べる。白菜の葉と春菊は頃合を見て加える。

※残った具や煮汁はご飯にのせたり、ゆで麺を加えて煮込むとこれがまたおいしい。




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