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自然薯のオムレツ風

【1人前:158kcal】

コラム
 今週は、晩秋を迎えた夜須高原で20年間自然薯(じねんじょ)栽培をされている久家さんを訪ねました。
 蔓(かずら)と葉がかれると自然薯の旬です。
 プラスチックの波板を利用して真っすぐ伸びるように工夫されておりますが、植えてもイモが太り始める9月ごろの天候に左右されやすく、掘り出してみないと出来不出来が分からないようです。
 「自然に近付けるように山で栽培しているのでおいしい自然薯です」と久家さんの言葉に、さっそくすり鉢ですってみると、つきたての餅のようにきめ細かくまとまり、粘りの強さは弾むゴムまりのようです。久しぶりにおいしくいただきました。
 手で扱ってもかゆくならない。蔓や葉が枯れるまで土の中で育ったせいでしょうか・・・・・。久家さんに感謝。

毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.11.27掲載







自然薯 200g
牛乳 50cc
粉チーズ 大さじ2
オムレツの具
ベーコン 2枚
生しいたけ、しめじ、エリンギ 合わせて100g
青ねぎ(小口切り) 適宜
削りかつお節 適宜
・オリーブ油、塩、こしょう、しょうゆ
 
[1]

自然薯は強火にかざしてひげ根を焼き水洗いする。水けをふいて、皮をむきすりおろす。
次に牛乳と粉チーズを加えてよく混ぜる。

ポイント・・・牛乳やチーズを加えてコクをつける。

[2]

ベーコンは5mm幅に切りほぐす。生しいたけは石づきを除き、笠は5mm幅に切り、軸は手で粗く裂く。しめじは根元を除き、粗くほぐす。エリンギは2〜3cm長さに切りさらに手で粗く裂く。

[3]

フライパンにオリーブ油大さじ2を熱して[2]を加えて強火でいためる。火が通ったら青ねぎを加え、塩とこしょうを各少々ふり手早く混ぜる。

[4]

続けて[3][1]を加えて手早くかき混ぜる。少しまとまってきたらオムレツを作る要領で焼き、仕上げにフライパンにしょうゆを1〜2滴落とし、オムレツに香りをつける。
器に盛って削りかつお節をかける。




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