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さばのピリ辛甘酢煮

【1人前:311kcal】

コラム
 佐賀・呼子にある玄海活魚店は、呼子、鎮西地区での大型巻き網漁で取れたサバを「吟さば」というブランド名を付け、商売されています。
 「吟」は吟味するの意味で、約2週間水槽で餌を与えず泳がせて自然選別で生き残ったサバのみを「吟さば」と呼びます。
 魚臭さが少なく、適度に脂が落ち、身が引き締まったシコシコ、モチモチ感のあるサバです。
 40年近く毎日サバを扱っていらっしゃるお店の方が「最近は脂が冬より春にのり、旬と言われる時期が定かでなくなり、来年はいつごろが旬なのかわからない」と言われた言葉が妙に気になります。
 今回のメニューを活魚で作られる場合はレシピの作り方Aを除き、仕上げにしょうゆをたらっと落として下さい。おいしいですよ。


毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.10.2掲載






さば(三枚おろし) 2〜3枚(400g)
A
砂糖 大さじ2
酒、酢、トマトケチャップ、水 各大さじ1
豆板醤 小さじ1
サラダ油 大さじ2
レタスのせん切り 適宜
青ねぎ(小口切り) 適宜
・小麦粉、しょうゆ
 
[1]

さばは血合い部分の小骨を抜き、1枚を3〜4切れのぶつ切りにし、しょうゆ大さじ1をまぶす。

[2]

Aの材料を合わせよく混ぜる。[1]のさばに粉を薄くまぶす。

[3]

フライパンを熱してサラダ油をなじませ、ここへさばの皮を下にして並べ入れ触らずに焼き色をつけ裏返しして同様に焼く。

ポイント・・・皮目から先に焼く。
魚臭は(トリメチルアミン)、皮のところに最も多いので、皮目を先に焼いて魚臭を除く。

[4]

余分な油をキッチンペーパーなどに吸わせ、[2]のAを少しずつ流し入れ煮からませる。

[5]

レタスを敷いた器に盛り、青ねぎをちらす。




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