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さんまとごぼうのつみれ

【1人前:543kcal】

コラム
 台風が過ぎると一気に秋めき朝夕の涼しさや虫の音に酷暑だった夏を忘れてしまいます。
 収穫の秋、味覚の秋、早くも店頭にサンマが並び始めました。今年は豊漁で昨年よりも値が2割くらい安いそうです。脂がしたたり落ちる塩焼きは食欲をそそります。
 この脂、トウガラシと同様に『第二の味覚』と言われ、歯ごたえ、舌触り、色など触感や視覚によって脳を刺激し、食欲を増進させます。
 今回はサンマのふんわり軟らかい身にゴボウの食感をプラスしたつみれです。身を粗くほぐすのがおいしさにつながります。

毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.9.4掲載







生さんま 4尾
ごぼう 1/2本(約50g)
A
しょうが汁 大さじ1/2
小さじ1/4
薄力粉 大さじ2
大根 200g
ポン酢しょうゆ 適宜
揚げ油 適宜
 
[1]

さんまは水洗いしてから頭と内臓を除き、三枚におろす。腹骨をそぎ落とし、皮を下にして身をスプーンでかき取る。

[2]

ごぼうは皮をよく洗い細かいささがきにし、水けをきり、薄力粉をまぶす。

ポイント・・・ごぼうのみに粉をまぶす。
ごぼうの水けを粉に吸わせ、のりの役目をさせる。

[3]

[2][1]とAを入れてよく混ぜる。

[4]

[3]をスプーンで一口大にまとめながら170℃の揚げ油に落とし、ときどき返しながら2〜3分間揚げ火を通す。油をきって器に盛る。

[5]

大根はおろして軽く汁けをきり、器に入れポン酢しょうゆを注ぎ[4]に添える。
つみれをつけながら食べる。




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