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かぼちゃと手羽元の南蛮漬け

【1人前:394kcal】

コラム
かぼちゃは中南米原産のウリ科の野菜です。16世紀にポルトガル船が伝え、そのときカンボジア経由でやってきたため「カンボジア」が転じてかぼちゃといわれるようになりました。また、当時かぼちゃのことをポルトガル語でアボブラと言ったところから九州ではボウブラという呼び名が今でも残っています。
 貯蔵性に富むので、冬至にかぼちゃを食べる風習がありますが、本来は夏の野菜です。ビタミンA、B、Cがたっぷり、緑黄色野菜の横綱級です。でんぶんで保護されるため、含まれている栄養が加熱してもあまり壊れないメリットがあります。
 皮が硬いので切り分ける時には、ぬれふきんの上にのせてしっかり固定します。包丁を入れたら、包丁の背に手を添えて右、左と交互に少しずつ切り下ろしていきます。1/4サイズにカットしてから種とワタを除きます。保存は種とワタを除き、ラップでぴったりと密閉して冷蔵庫に入れて早めに食べましょう。


毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.8.14掲載






かぼちゃ 1/4コ(約400g)
鶏手羽元 12本(約700g)
赤とうがらし 1本
・しょうゆ、揚げ油、小麦粉
A
しょうゆ 大さじ4
大さじ2
砂糖 大さじ2
大さじ2
大さじ1
 
[1]

手羽元は水けをふき、しょうゆ大さじ1をふってもみ込む。
かぼちゃは種とワタを取り、幅を半分に切ってから端から7〜8mm厚さに切る。

[2]

赤とうがらしは半分に切り、種を除き、Aと合わせて南蛮酢を作る。

[3]

揚げ油を160℃に熱して[1]のかぼちゃを入れ、柔らかくなるまで3〜4分間かけて素揚げにし、揚げたてを南蛮酢に浸し、すぐ引き上げる。

ポイント・・・すぐに引き上げる。
かぼちゃは南蛮酢に浸し、即、引き上げるのが味のしみすぎを防ぐコツ。

[4]

手羽元に薄く小麦粉をまぶし、160℃の揚げ油に入れて徐々に温度を上げ色づいてカリッとするまで5〜6分間かけて揚げる。
揚げたてを南蛮酢に浸す。時々返して15〜20分間つけて味を含ませ、かぼちゃと盛り合わせる。




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