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いさきの蒸し煮 カラフル野菜添え

【1人前:129kcal】

コラム
 この時期になると夏に向けて食材が入れ替わり、野菜は水分93%以上含むナス、ピーマン、魚は白身魚のイサキやスズキなどが旬を迎えます。
 そこで今回はこれらの食材の力を借りておいしく仕上げるレシピです。
 まず、鍋の内側は水でぬらし、野菜の水分を出やすくします。油を使わずにすみますね。
 そして魚は野菜の上にのせて火にかけると、鍋の中では野菜から出る水分で魚が蒸され火が通ります。
 したたり落ちる魚のうまみが野菜へと移行し、同時進行でしかも鍋一つでおいしい料理の出来上がり。この時期だからできる一品です。
 イサキは体長のわりには骨が硬いのでヒレを除き、ぶつ切りにする時には包丁の峰を両手で押さえるようにして骨に垂直に包丁を入れます。力が必要です。


毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.5.29掲載






いさき 1匹(約400g)
にんにく(つぶす) 2かけ
トマト 2コ(約400g)
なす 1本(約200g)
セロリー 1/2本
赤ピーマン 1/2コ
黄ピーマン 1/2コ
パセリ(みじん切り) 適宜
・砂糖、塩
A
小さじ1
ウスターソース 小さじ1
カレー粉 小さじ1
こしょう 少々
 
[1]

いさきはウロコ、エラ、ワタを取り、よく水洗いしてから水けをふく。
背と腹のひれをキッチンバサミなどを使って切り取り、4等分にぶつ切りにし、塩小さじ1をまぶす。

※いさきに卵があれば卵にも塩をまぶす。

[2]

トマトは一口大、なすとセロリー、ピーマンは2cm角にそれぞれ切る。

[3]

なべの内側を水でぬらしトマトを入れ砂糖大さじ1をまぶす。
さらににんにく、なす、セロリー、ピーマンを入れ水けをふいたいさきをのせる。

ポイント・・・トマトに砂糖をまぶす。生食用のトマトは甘みが少ないので砂糖をまぶして水っぽさを解消!

[4]

ふたをして1分間強火さらに15分間中火で蒸し煮し、いさきに火を通す。

[5]

[4]のいさきのみを器に盛り、なべに残っている野菜はAを加えて強火にかけ混ぜながら煮立てる。味を調え、いさきにかけパセリをちらす。




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