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新たまねぎと鶏肉のうま煮

【1人前:312kcal】

コラム
 この時期になると、祖母が作っていた「タマネギのびっくり漬け」が懐かしくなります。塩もみしたタマネギをカレー風味の甘酢に漬けて9月ごろまで食べる常備菜。
 半世紀前だと、カレー粉を使ってハイカラだし、またびっくりするほどおいしいことで「びっくり漬け」と我が家では呼んでいたんでしょう。今は母が味を受け継ぎ作っていますが、私にはまだ味が出せません。そこで今回は初めて作る方でも上手にできるレシピを紹介しましょう。
 加熱することでタマネギのうまみが増すので砂糖の量は控えめに。そして、今が旬の新タマネギのみずみずしさが短時間でもとろけるように軟らかく仕上げてくれます。


毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.5.22掲載






新たまねぎ 3コ(約700g)
鶏もも肉(骨なし) 1枚(約400g)
スナップえんどう 50g
しょうが 20g
A
砂糖 大さじ2
大さじ3
しょうゆ 大さじ4
片栗粉 大さじ1
 
[1]

鶏肉は身に細かく縦横に深く切り込みを入れ、さらに細かく切り分ける。

※今回はひき肉を使わずにもも肉を細かく切り分けて使い、味を出し、おいしく仕上げます。

たまねぎは縦半分に切り、さらに横に1cm幅に切ってほぐす。
スナップえんどうは筋を取り、色よくゆでる。
しょうがはせん切りにし、水にくぐらせ水けをきる。

[2]

なべに鶏肉とAを入れ、木しゃもじなどでほぐしてから火にかける。絶えず混ぜながら炒りつけて火を通す。

[3]

[2]にたまねぎを加え全体をさっくり混ぜふたをし、2分間強火で煮る。(途中で1回全体をさっくりまぜる)

ポイント・・・手早く仕上げる。鶏肉に味を染み込ませ、たまねぎを加えたら短時間で煮る。

[4]

なべの手前に煮汁を寄せて、同量の水で溶いた片栗粉を煮汁に流し入れとろみをつける。

[5]

スナップえんどうを加えて全体を混ぜ合わせ、仕上げ、器によそいしょうがを飾る。




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