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甲いかのサラダ トローリソースがけ

【1人前:203kcal】

コラム
 志摩町にある船越漁港の春の風物詩は「コウイカ漁」で、4月末まで水揚げされます。仕掛けは直径約1b、高さ約50aの円すい形のあみかごです。2ヶ所にツゲの小枝の束を取り付けて、2〜3ヶ月、海に沈めます。産卵を迎えたコウイカは小枝にびっしり1粒ずつ卵を産みつけ終えると、習性としてかごの中に入り込むので、かごを引き上げたり海に沈めたりの作業でイカ漁は行われています。甲羅の大きなコウイカは内臓も一つ一つが大きく、捨てるにはもったいない。料理の隠し味に使いましょう。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.4.10掲載




A
しょうが(みじん切り) 20g
にんにく(みじん切り) 1かけ
赤とうがらし 1本
ごま油 大さじ3
B
甲いかの肝臓 1杯分
甲いかの卵巣 1杯分
みそ 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ2
大さじ2
C
トマト・貝割れ大根・青じそ・セロリー・みょうがなど 各適宜
・酢
 
[1]

甲いかは甲の表面に切り目を入れ甲と足、内臓を除き、胴の部分は皮をむき1枚に開く。
水洗いしてから水けをふき、内側に縦長く5mm間隔に軽く切り目を入れ、一口大のそぎ切りにする。
足の部分の皮をむき食べやすく切り分ける。

※内臓部分の肝臓と卵巣のみを取り出し水洗いし、水けをふく。

[2]

しょうがの皮を入れた沸騰湯に酢大さじ1を加えいかの胴と足を入れる。いかの切り目がはじきはじめたら急いで氷水に取り冷まし、水けをふく。

[3]

Cの野菜を食べやすく切り、器に盛り、[2]をのせる。

[4]

フライパンにAを入れて中火にかける。香りが立ったらBを加え混ぜながらとろみをつけ[3]にかける。

※食べる時によく混ぜる。


ポイント・・・腸ワタの肝臓や卵巣を使ってソースにとろみをコクをつける。




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