素材名等で検索するときは、以下のメニューより「素材名」や「調理方法」を選択して「検索」ボタンをクリックしてください。
 

カレイのから揚げ とろろあんかけ

【1人前:137kcal】

コラム
 今週のキッチンカーは4日、福岡市早良区の「ハローディ飯倉店」におじゃましました。この日は立春で、季節が移る今をメニューに表現しました。身が締まり今が旬のカレイをから揚げにし、早春の食材のワカメに春への思いを込めました。
 ワカメは胞子を含んだひだひだの形状の「めかぶ」を使います。独特のぬめりは水溶性の食物繊維で、とろろにするとさらに粘り、あんかけのとろみづけの代用にもなります。

毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.2.7掲載






カレイ(切り身) 4切れ(約500g)
わかめのめかぶ(生) 150g
にんじん 30g
ごぼう 30g
干ししいたけ(戻す) 4枚
だし 300cc
揚げ油 適宜
片栗粉 適宜
ゆずまたはレモンの皮 適宜
・塩、みりん、しょうゆ
 
[1]

カレイは水洗いして水気をふき、両端のひれの上下に切り目を入れ、ひれごと骨を外す。さらに両面に切り目を1〜2本入れる。
みりん大さじ2をまぶし、10分間おく。
骨を外すのが難しければ、そのまま揚げる。

[2]

[1]のカレイに片栗粉をたっぷりまぶし、160度の揚げ油に入れ、中火で15分間かけてカリッと揚げる。
※身を崩さずにカリッと揚げるには「裏返しは1回」。中火を保ち、7〜8分ぐらいで1回返します。

[3]

わかめのめかぶは水洗いをし、熱湯に入れ全体が鮮やかな緑色に変わるまでゆで、急いで水に取って冷ます。
水気を切り、みじん切り用刃をセットしたフードプロセッサーに入れ、とろろにかく拌する。器に移し、片栗粉大さじ1をまぶす。市販のとろろにした品を使ってもよい。

[4]

にんじんは1〜2cm長さのせん切り、ごぼうは短めのささがきにし、水にくぐらせ水気を切る。干ししいたけは薄切りにする。

[5]

鍋にだしと[4]を入れ煮立て、塩小さじ1/2、しょうゆとみりん各大さじ1を加え、味を濃いめに調える。仕上げにめかぶを加えひと煮立ちさせる。

[6]

[2]のカレイのから揚げの油を切り、塩少々を全体にパラッとふりかけ器に盛り、[5]のとろろあんをかけ、ゆずの皮を飾る。
ワカメの緑色が変色しないうちに食べる。




Copyright © 2003 SETSUKO Hahanoaji Salon Inc. All Rights Reserved.