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具沢山なかきのポタージュ

【1人前:115kcal】

コラム
 今週のキッチンカーは、二丈町の福吉漁港です。ここは10年前からカキの養殖が始まり、今では大粒の「一粒かき」というブランドのカキが直売されています。
 今回もまた、大勢の人に集まってもらい、大鍋でカキのポタージュを作りました。カキの身は、貝柱や足など筋肉の部分が10%、あの独特の風味は、身の90%を占める内臓の味で、好き嫌いが極端に分かれます。
酸味を加えると味がマイルドになり、食べやすくなります。ポタージュの仕上げにもぜひ、お試しください。

                           毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2003.11.22掲載




かき(むき身) 300g
白菜 150g
かぶ 200g
きのこ(しめじ、まいたけ、生しいたけなど) 100g
青ねぎ(小口切り) 適宜
固形スープの素 1コ
コーンスターチ 大さじ2
・バター、塩、こしょう、酢
 
[1]

かきをボウルに入れ、塩ひとつかみほどまぶしよく混ぜる。
殻の破片を除いたり、ぬめりが黒くなったらザルに移し、流水で洗いきれいにしてから水けを切る。

[2]

白菜は軸と葉に分け、軸は一口大のそぎ切り、葉はざく切りにする。
かぶは皮をむき5mm厚さのいちょう切り、きのこは食べやすい大きさに手で裂く。

[3]

なべに水6カップ、固形スープの素、[2]の白菜の葉以外の材料を入れ強火にかける。
煮立ったら中火にし、ふたをして具が柔らかくなるまで煮る。

[4]

室温に戻したバター大さじ2とコーンスターチを合わせよく混ぜる。

ポイント……バターと小麦粉の練り合わせをブルーマニエといい、スープやソースにとろみをつけるのに便利です。
今回はコーンスターチを使い口当たりがやわらかい仕上がりにします。

[5]

[3][4]を入れ口当たりのやわらかいとろみをつけ、白菜の葉とかきを加えひと煮立ちさせる。
塩小さじ1/2とこしょう少々を加え味を調え仕上げに酢大さじ1を落とす。

[6]

器に青ねぎをちらす。




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