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アワビ粥

【1人前:215kcal】

コラム
 佐賀県唐津市の波戸漁港では、アワビ養殖が30年前から盛んです。海中のパイプをすみかとした稚貝は2年で7cmほどに成長します。天然物の漁では10cm以上が決まりですが、これを逆手に5〜8cmで収穫され、値段も天然物に比べるとお手ごろになります。今回は念願のアワビ粥にチャレンジ。韓国で味を、韓流ドラマで作り方を覚え、時間がかかりましたが、養殖アワビのお陰で存分にリハーサルでき、納得できるレシピが仕上がりました。新年そうそうホッとしています。今年もよろしくお願い致します。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2009.1掲載






カップ1
アワビ 2〜3コ
A
小さじ1
しょうゆ 小さじ1
昆布茶 小さじ1/2〜1
春の七草 適宜
韓国のり 適宜
・ごま油、塩
 
[1]

米をざっと洗い水けをきり、カップ7の水とともになべに入れる。

[2]

アワビの下処理
身にたっぷりの塩をふってたわしでよくこすり、汚れをとり身を引き締め、水洗いする。殻の薄い方から身と殻の間に木べらまたはスプーンを差し込み、ぐっと力を入れて貝柱をはずす。
身の裏側についているワタと先端の黒い部分を切り取る。まわりについているビラビラしたエンペラをとり、下処理を終え水洗いし、水けをきる。

[3]

[2]のアワビの身はそぎ切りにする。熱したフライパンにごま油大さじ1を入れ、アワビの身を丁寧にいため【1】に加え強火にかける。煮立ったらふたをし、弱火で20分間炊く。


ポイント…時々混ぜる。
     日本粥と違い、1粒1粒を煮くずし、
     のり状にさせる為によくかき混ぜること。

[4]

ワタはボウルに入れてスプーンの背などを使ってすりつぶす。仕上げにAとワタを加えてよく混ぜ味を調える。
ゆでて小口切りにした春の七草と韓国のりを飾る。




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