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シラタエビの特製カレー

【1人前:195kcal】

コラム
 佐賀県鹿島市の干潟では、江戸時代から続く伝統漁が体験できます。「棚じぶ」と呼ばれる海に突き出た小屋には、四角に組んだ四ツ手網がついており、潮の満ち引きを利用してこの網を海中にゆっくり下ろしては引き上げます。網を海中に下ろす姿は、大きな鳥が羽をいっぱいに広げて干潟の生き物を守っているようでした。今回の漁はシラタエビ。体が全体的に透明で、加熱すると白くなりました。20年前から一度作ってみたいと頭の隅にしまっておいたエビカレーのレシピ。トマトソースの赤と組み合わせ、思いがけずいい出来上がりになりました。


毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2009.5掲載








シラタエビ 200g〜250g
A
カレー粉 大さじ1
小麦粉 大さじ1
たまねぎ 1/2コ
トマト 2コ(約400g)
白ワイン カップ1/2
固形スープの素 1コ
牛乳 カップ1/4
パセリ(みじん切り) 少々
・サラダ油、塩、こしょう
 
[1]

シラタエビの頭を除き、水洗いをして水けをふく。
塩、こしょうを各少々ふってから、合わせたAをまぶす。

[2]

たまねぎはみじん切り、トマトはヘタを取り、
ざく切りにする。

[3]

浅めのなべにサラダ油大さじ3を熱し、たまねぎをしんなりといため、[1]のエビを加えてサッといためる。
白ワインを注いでひと混ぜし、ボウルに移す。

[4]

[3]のなべにトマト、固形スープの素、水カップ1/2を加え煮立てる。

ポイント…なべを洗うように煮る。
      先でいためたたまねぎの甘みや
      エビにつけた衣がなべにこびりついて
      いるのでヘラで落としながら煮ると焦げが
      防げる。

[5]

[4][3]のエビを加え混ぜながらとろみをつけ、塩、こしょう各少々で調味する。仕上げに牛乳を加える。
器に盛りパセリをちらす。




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