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新ごぼうと牛肉のいため煮

【1人前:246kcal】

コラム
 福岡県福津市のあたりでは、根の部分が20cmほどと短い品種のゴボウが栽培されています。地下水の水位が高く、深く掘ると水が出てくる上、海が近いので塩分を含み、根の長い品種を栽培すると先が腐ってしまうからだそうです。だからこの地域では、内側の柔らかい茎の部分も、根と一緒に調理するのが普通のようです。フキノトウに近い、苦みがくせになるような味です。
 以前園芸関係者からうかがった、こんな言葉を思い出しました。
「穀類は目で見て、野菜はこまめに足を運んで育てる。」料理作りも、現場を知る大切さを感じた一日でした。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2009.6.25掲載






ごぼう 2本(300g)
牛肉(こま切れ肉) 100g
赤とうがらし(小口切り) 1本
・サラダ油、しょうが、青じそ
A
大さじ4
砂糖 大さじ4
しょうゆ 大さじ3
オイスターソース 1〜2滴
 
[1]

ごぼうはたわしで泥を洗い落とし、水洗いして1〜2cm幅の斜め切りにし、水にくぐらせる。

[2]

なべにサラダ油大さじ1と赤とうがらしを入れ
中火にかける。
香りが立ったら牛肉を加えいため一旦別皿にとる。
油大さじ1を追加し、ごぼうを加えて強火でいためる。

[3]

[2]にAと水カップ1/2を加え、落としぶたをして
煮汁がうっすらと残るまで煮る。


ポイント…歯ごたえは火力次第。
      火力を弱火にして煮るとほっくりと
      中火だとしゃっきりと煮上がります。
      好みで調節して下さい。

[4]

[3]に肉を戻し入れ火力を一気に強火にし、
全体を混ぜながら照りを出し仕上げる。
器に盛り、しょうがと青じそのせん切りをちらす。




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