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糸こんの寒天寄せ

【1人前:332kcal】

コラム
 私の盆料理は、あちゃら漬け、タラ胃煮、そして今回ご紹介する糸こんにゃくの寒天寄せです。味つけは薄く。かけるみそだれの味がおいしさの決め手です。
 角寒天は「水で戻す」「煮詰める」「固める」という手順を踏みますが、粉寒天なら手間が省け、時間も短縮できます。
 博多の盆料理には欠かせない食材。「節子さんは寒天ものが上手」と親戚に絶賛され、鼻を高くしていた若い頃が、ついこの間のことのようです。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2009.8.13掲載






寒天液
粉寒天 4g
A
だし カップ2 1/2
小さじ1/3
大さじ2
糸こんにゃく 200g
しめじ 1パック
B
砂糖 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
少々
青じそ 10枚
みそだれ
赤みそ 50g
砂糖 大さじ2〜5
マヨネーズ 大さじ1〜2
穂じそ 適量
 
[1]

糸こんにゃくはサッとゆでてザルに上げ水けをきる。
しめじは石づきを取りほぐす。
青じそは粗みじん切りにする。

[2]

[1]のこんにゃくは食べやすい長さに切り、なべに入れ空炒りをし、しめじとBを加え中火にかける。いためながらしめじに火を通し、汁けがなくなったら取り出す。


ポイント…味つけ前に空炒りを!!
      こんにゃくは空炒りをすると味がつきやすい

[3]

なべをきれいにし、Aを入れさらに粉寒天をふり入れよく混ぜる。火にかけて煮たて、粉寒天が完全に溶けたら火から下ろす。

[4]

[3]の粗熱が取れたら[2]と青じそを加えて混ぜ、流し函に入れ、冷やし固める。

[5]

小なべに赤みそと砂糖を入れて混ぜ、弱火にかけて練る。火から下ろし、マヨネーズを加え手早く混ぜる。

[6]

[4]を流し函から取り出し食べやすい大きさに切り、[5]のみそだれをかけて穂じそをのせる。




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