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里いも入り豆腐のお焼き

【1人前:179kcal】

コラム
 「おやき」は長野県の郷土料理です。由来は色々とあるようですが、今では米粉や小麦粉、トウモロコシ粉などを使った生地に、小豆や野菜などで作ったあんを包み、焼いたものがそう呼ばれています。今回の生地は上記の粉類を使わずに豆腐をベースとし、まとめ役に里いものデンプン質を加え、アレンジしました。あんには桜えびと削り節を使い、うまみと塩分を豆腐の水分で戻し、持ち味を引き出しています。仕上げの「さとうじょうゆ」の焼ける香ばしいにおいが、たまらないほど食欲をわかせます。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2009.10.9掲載






豆腐(木綿) 1丁(400g)
里いも 400g
A
桜えび(乾) 15g
(おきあみ(乾)でもよい)
削り節(小袋) 2袋(8〜10g)
青のり粉 適宜
・サラダ油
B
しょうゆ・砂糖 各大さじ1 1/2
 
[1]

豆腐は紙タオルを5〜6枚重ねて包み、電子レンジ(500W)に6〜7分間かけ、水けをきる。粗熱が取れたら手でつぶし、傾ける。でてきた水分にAを加え水分を吸わせる。


ポイント…吸わせる。
      豆腐からでてきた水分はうまみがあるので
      えびや削り節の乾物を加え
      うまみを吸わせる。

[2]

里いもは皮をむき、塩をまぶし、こすりながら汚れとぬめりを取り水洗いする。水けがついたまま耐熱性の器に入れラップをふんわりかぶせ電子レンジ(500W)に7〜8分間かけ、柔らかく加熱する。熱いうちに粗くつぶす。

[3]

ボウルに[1][2]を入れて混ぜ合わせる。

[4]

フライパンを弱火で熱し、サラダ油大さじ1を入れなじませ、小判形にした[3]を並べ、両面を色よくこんがりと焼く。仕上げに混ぜ合わせたBをまわしかける。器に盛り、青のり粉をふる。




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