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七草がゆ かにの淡雪あんかけ

【1人前:231kcal】

コラム
 今年最初のキッチンカーは、先月オープンした福岡市西区周船寺にあるマックスバリュ周船寺店におじゃましました。正月7日でもあり、平安初期から伝わる「七草がゆ」に、私流のアレンジ「カニの淡雪あん」をプラスしてみました。
 おかゆは米と水の容量の割合によって、いろいろな硬さに炊き上がります。米と水が1対5は「全がゆ」1対7は「七分がゆ」、1対10は「五分がゆ」、1対15は「三分がゆ」といいます。
 好みもありますが、健康な時に味わうおかゆは、とろっとして軟らかい七分がゆです。病気の時のおかゆは水分の多い三分がゆ、五分がお勧めです。また七草がゆのような「伝承がゆ」には、1月15日の「小豆がゆ」もあります。

毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.1.17掲載






七草がゆ
カップ1
1コ
春の七草 適宜
・塩
かにの淡雪あん
ゆでたかに(むき身) 100〜150g
卵白 3コ分
片栗粉 大さじ1
中華風スープの素(顆粒) 小さじ1
・サラダ油
 
[1]

七草がゆを作る。

1.米は研いでザルに上げ30分間程水切りをする。
2.土なべやふたのできるなべに1の洗い米と餅、水7〜8カップを入れ最初は強火にかけ一気に沸騰させる。沸騰したらふたを1cmくらいずらしてのせ、弱火で約30分間炊く。
3.かゆを炊いている間に七草をゆで、細かく刻み、白がゆのでき上がりに塩小さじ1とともに加えひと混ぜする。

ポイント・・・◎七草がゆなど行事がゆには必ず餅を入れます。その餅のことを“かゆ柱”と言う。
       ◎かゆは炊き上がるまで混ぜないこと。そして塩は仕上げに加えます。はじめから加えると米のでんぷん質がくずれてのり状のかゆになりますよ。

[2]

かにの淡雪あんを作る。

4.フライパンに水カップ1、片栗粉、中華スープの素を入れよく混ぜてから強火にかける。混ぜながら透き通ってきたら卵白を加え、箸4〜6本で急いでかき混ぜる。
5.卵白が白くなったら、かにを加えサラダ油大さじ1を加える。

[3]

仕上げる。

6.器に七草がゆをよそい、かにの淡雪あんをかける。




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