素材名等で検索するときは、以下のメニューより「素材名」や「調理方法」を選択して「検索」ボタンをクリックしてください。
 

里いものころりんもち

【1人前:140kcal】

コラム
 県内唯一の桃の産地、広川町。今週のキッチンカーは、この町の生産農家の桃畑におじゃましました。
 ここではハウスものと、露地ものの2種類の方法で桃を栽培していますが、ハウスものは今が満開の花。梅や桜とも違った風情を感じました。
 茶所でもある八女地方には、「いもまんじゅう」という郷土料理があります。味付けした里いもやじゃがいも、さつまいもを小麦粉の皮で包み、蒸したものです。上等なもてなしの時のお茶うけ、おやつなどで食べられていたようです。
 今回は、このいもまんじゅうをアレンジした料理を作ってみました。抹茶を入れたさ緑色のおもちなので、手粉には青大豆のきな粉を使うと仕上がりがきれいになります。


毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.2.28掲載




里いも 500g
梅干し 1コ
砂糖 50g
抹茶 小さじ1
きな粉 適宜
 
[1]

なべに皮をむいた里いもと水カップ3、梅干しを入れ強火にかける。煮立ったら落としぶたをし、吹きこぼれない程度の火力にし、20〜25分間かけて柔らかくゆでる。

ポイント・・・いもの煮崩れを防ぐには梅干しを加えてゆでる。

[2]

いもが柔らかくなっていてもゆで汁が残っている場合はゆで汁を捨てて、いもをマッシャーなどでつぶす。
さらに砂糖を加えよく混ぜてから中火にかけて30秒間くらい練る。

[3]

抹茶を小さじ2の熱湯で溶き、[2]に加えよく練り混ぜる。

[4]

バットなどにきな粉を用意し、[3]をのせ全体にきな粉をまぶし、適宜に分けて形を整える。




Copyright © 2003 SETSUKO Hahanoaji Salon Inc. All Rights Reserved.