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まつたけの小なべ仕立て

【1人前:162kcal】

コラム
 今週は小倉の人たちの台所、丹過市場におじゃましました。さすが小倉に伝わる郷土料理「じんだ煮」(青魚をぬか床で炊いた煮魚で、ぬかみそ炊きとも呼びます)は、至る所で売っています。
 炒り子やちりめんじゃこのじんだ煮まであり、このようにちょっとした品ぞろえが「台所」と呼ばれるゆえんでしょうね。
 また、マツタケの品ぞろえが半端じゃない店もあり、1箱1000円のカナダ産や中国産から始まり、韓国産は3000円から1万2000円。日本産は9月末から入荷し、値段は韓国産の3〜4倍にもなるそうですよ。
 今週のメニューのマツタケ、予算に応じて香りや歯応えをお楽しみください。残りは湿らせた新聞紙に包んでビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存。1週間ぐらいは大丈夫です。


毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2004.9.18掲載






まつたけ 小2本
白身魚(鯛など背身のブロック) 200g
焼き豆腐 1/2丁
ほうれん草 8本
ぎんなん(殻をむく) 12コ
にんじん 3cm
A
だし 500cc
大さじ4
小さじ1
しょうゆ 1〜2滴
かぼす(半分に切る) 2コ
・塩
 
[1]

白身魚は骨があれば除き、3cm角くらいに切り分ける。薄く塩をふり、15分間ほどおき紙タオルなどで水けを軽く取る。表面の色が変わるくらいにサッとゆで、ザルに上げる。

[2]

まつたけの下ごしらえをし、縦に4つ〜6つに切り分ける。

ポイント・・・根元の堅くて、汚れている部分を鉛筆を削るように切り落とす。

ポイント・・・軸の部分の汚れは紙タオルなどで払うように落とす。

[3]

焼き豆腐は8等分する。ぎんなんはゆでながら薄皮をむいて軽くつぶす。

[4]

ほうれん草はかためにゆで、水にさらして絞り、食べやすく結ぶ。

[5]

にんじんは短冊形に薄切りにする。

[6]

なべにAとにんじん、魚、豆腐を入れて火にかけ煮立ったら弱火で煮る。具材に火が通ったら味をみて塩少々で味を調える。
まつたけとほうれん草、ぎんなんを加えて中火でサッと煮立て火から下ろす。かぼすを添え好みの量絞って食べる。




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