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鶏肉のマリネソテー 梅肉風味

【1人前:366kcal】

コラム
 今回はお弁当のおかずにも利用できるレシピです。調理した鶏肉が冷めてもおいしいのは、脂肪融点が30〜32度と我々の体温に近いからです。また、今回のようにタマネギや梅干しを使ったマリネ液をつけ込むと、肉の保水性を高め軟化させる働きをします。このような働きをする調味料は塩、PHを低下させる酢、ドレッシング。またしょうゆ、酒、ワインなどもPHが4.2〜4.6なので、軟化効果が期待できます。すぐに使わない場合は冷凍も簡単ですが、一度マリネにし焼いてみてください。ホロホロと焼ける具合を感じますよ。




毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2007.3掲載






鶏もも肉(骨なし) 2枚(約500g)
梅干し 大2コ(約50g)
A
たまねぎ(すりおろす) 1/2コ
白ワインまたは酒 大さじ2
B
しょうゆ 大さじ4
みりん 大さじ4
砂糖 小さじ2
レタスのざく切り 3枚分
トマトの角切り 1コ分
青ねぎの小口切り 適宜
粗びき黒こしょう 適宜
・サラダ油
 
[1]

鶏肉は皮目をフォークまたは包丁の先でつついて火の通りをよくする。

[2]

梅干しは種を除いて包丁でよくたたき、Aと混ぜ合わせ[1]を30分間以上つける。保存は3日間。

[3]

フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、鶏肉を皮目の方から焼く。焼き色がついたら返す。両面がいい色になったらふたをして中火弱で7〜8分間焼き火を通す。



ポイント・・・焼き色は押さえて。
短時間で焼き目をつける場合は、落としぶたを肉にのせて10秒くらい押さえると全体がきれいに焼ける。

[4]

肉を取り出し、少し冷ましてからそぎ切りにする。[3]のフライパンにBを加えてひと煮立ちさせ、ソースを作る。

[5]

器にレタスを敷き、鶏肉をのせてソースをかけ、トマトと青ねぎをちらす。好みで黒こしょうをふる。




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