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わらびの卵とじ

【1人前:135kcal】

コラム
 最近の野菜料理は、野菜がもっているあくを生かして料理がおいしくなるように心がけていますが、今が旬のタケノコやワラビはあくが強すぎて、あくを抜かないと食べられません。タケノコは米ぬかで、ワラビは木炭や重曹のようなアルカリ性の物を加えて抜き、いずれも水にさらします。下ごしらえに手間はかかりますが、この時期だけのものです。油あげとの相性が抜群の今回のメニューは、ゴールデンウィークに帰省された方々にもてなしをされるときっと喜ばれます。


毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2007.4掲載






わらび(下ごしらえ済) 200g
油揚げ 20g
4コ
・木の芽
A
だし カップ1
淡口しょうゆ、みりん 各大さじ3
 
[1]

わらびは食べやすい長さに切り、軽くゆで水けをきる。油揚げは短冊切りにする。卵は溶きほぐす。

[2]

なべに[1]のわらびと油揚げ、Aを入れひと煮立ちさせ、[1]の溶き卵を回し入れ半熟状態で火を止める。

[3]

器によそい木の芽を飾る。



ポイント・・・わらびの下ごしらえ
[1]木炭でゆでる。
バットにわらびを入れ木炭をまんべんなくまぶし、平らにならし紙(半紙・新聞紙など)をのせてわらびが浸るまで熱湯を回しかける。
冷めたら水洗いし、3時間くらい水にさらす。
[2]重曹でゆでる。(わらび200gくらいの目安)
なべに1ℓの水を沸かし、重曹小さじ1を入れ1〜2分間ゆでる。
水にとって冷まし、水洗いして3時間くらい水にさらす。
保存・・・2〜3日の場合は水につけて冷蔵庫へ。それ以上は小分けして冷凍庫へ。




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