素材名等で検索するときは、以下のメニューより「素材名」や「調理方法」を選択して「検索」ボタンをクリックしてください。
 

マグロの南蛮漬け

【1人前:157kcal】

コラム
 「育てる漁業」と言われるようになって数十年。海のダイヤと呼ばれるクロマグロの養殖が、近畿大学と奄美大島(鹿児島県)の共同開発で誕生しました。生涯、止まることなく泳ぎ続けるマグロの養殖は非常に困難だそうです。今回参加した“解体実演ショー”では、体重80kg級のマグロがまな板に横たわっていて「解体してみませんか?」と言われても、私が下ろせるのは15kg級のブリまで。青魚を食べて育ったので、天然、養殖の違いはわかりませんが、トローッとしていておいしくいただきました。今回の南蛮漬けの辛みは赤唐辛子ではなく、中国・四川料理の代表的な調味料・豆板醤を使い、マグロとマッチさせました。ネギやビタミンCが多いししとうがらしを加えると風邪予防にもいいですよ。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2008.3.掲載






マグロ刺身用(ブロック) 約250g
根深ねぎ 1/2本
ししとうがらし 約10本
A
砂糖 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
大さじ2
B
豆板醤 大さじ1/2
大さじ1/2
いりごま 大さじ1/2
揚げ油 適宜
・酒、かたくり粉
 
[1]

マグロは約1cm厚さのぶつ切りにして酒大さじ1をふる。根深ねぎは1cm幅の斜め切り、ししとうがらしは真ん中に切り目を入れる。
ごまは粗く切る。

[2]

なべにAを入れ一度煮立て火を止め、ボウルに移す。
Bを加えよく混ぜる。

[3]

揚げ油を170℃に熱し、ししとうがらしと根深ねぎをサッと揚げる。[1]のマグロの水けをふき、かたくり粉を薄くまぶし揚げ油に入れる。表面全体が白く揚がったら取り上げ熱いうちに[2]の漬け汁に漬け込む。



ポイント・・・手早く揚げる。
マグロは揚げすぎると硬くなるので表面全体が加熱され白くなったら取り上げる。
刺身用なのでこのくらいが美味しい。

[4]

[3]に根深ねぎとししとうがらしを加え、さっくり混ぜ合わせる。




Copyright © 2003 SETSUKO Hahanoaji Salon Inc. All Rights Reserved.