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揚げなすのピリ辛スクランブルエッグソース添え

【1人前:355kcal】

コラム
 北九州市小倉南区長行西地区では、ブランド名「紫小町」という、わずか10センチのナスの収穫が最盛期を迎えています。このナスは特別な品種ではなく、成長させると店頭に並ぶ普通のナスになりますが、ちょっとこだわりがあります。
 小倉は昔から四季を通じて床漬けの盛んな土地柄です。床漬けに合う、皮が柔らかくて身が甘く、やさしい味のナスをと追求していくうちに、このサイズに決まりました。
食文化が生んだナスですね。
 今回のメニューは、揚げたナスにトロッとまったりしたスクランブルエッグのソースを絡ませて、ぬか床に漬かっているナスをイメージしました。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2008.8.6掲載






小なす 8本(約300g)
4個
トマト 1〜2個
バジル 適宜
揚げ油・塩
A
たまねぎ(みじん切り) 1/2個
しょうが(みじん切り) 1かけ
赤とうがらし(種を除く) 3〜4本
サラダ油 カップ1/2
 
[1]

中華なべにAを入れ、中火でいためる。
15分間くらい加熱し、辛みと香りを出し仕上げに塩小さじ1を加え調味する。

[2]

小なすはガクを除き、なすの周囲に包丁の先を使って切り離さないように縦に細かく切り目を入れ、170℃の揚げ油で3〜4分間かけて揚げる。網にとり、軽くひねり茶せんなすを作る。


ポイント…なすは高温の油で揚げる。
     なすは高温の油で調理すると「アントシアン系」
     の色素が安定し、鮮やかな紫色に仕上がる。

[3]

[1]のなべに卵を割りいれて半熟のスクランブルエッグを作りソースとする。

[4]

器に敷いたトマトの薄切りにソースをかけ、茶せんなすをのせ、バジルを飾る。




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