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ごちそう茶碗蒸し

【1人前:211kcal】

コラム
 器から伝わるぬくもりがうれしい蒸し物が恋しい季節になりました。今回は大鉢で作る茶碗蒸しを紹介します。基本はまず、卵のうすめ加減。ポイントは卵の量に対し3〜4倍のだし汁。調味料は溶けにくいため、少量のだし汁で溶き加えます。そしてよく質問がある、「す」を立てない蒸し方ですが、火加減を調整しながら必ず蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で2分間蒸した後は中火弱の火力で10〜15分間蒸します。竹ぐしを刺してみて透明の液が出たら出来上がり。それでも「す」が立ったら、味付けしただし汁にうすくとろみをつけたあんをかけるとリメイクできますよ。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2012.9.28掲載






卵液
3コ
だし汁 卵の量の3倍
小さじ1 1/2
みりん 大さじ1
ベビーホタテ 12コ
えび(小) 8尾
おつゆ麩 12コ(約5g)
きくらげ(乾) 5g
もみじ麩(生) 5〜6cm
うずらの卵(ゆでたもの) 8コ
枝豆のむき身(ゆでたもの) 適宜
イクラ(しょうゆ漬け) 適宜
・酒
 
[1]

卵液を作る。
だし汁に塩とみりんをを加えよく混ぜ塩を溶かす、卵を溶き、味付きのだし汁と混ぜ合わせ、目の細かい網でこす。

[2]

器(約1ℓの水が入る大鉢)に[1]の卵液の2/3量を入れ、蒸気のたった蒸し器で強火で2分間、その後中火弱で10〜15分間蒸す。


ポイント・・・二段構えで蒸す。
具の沈みを防ぐ為。

[3]

ベビーホタテと殻と背ワタを除いたえびに酒を少々ふりかける。おつゆ麩ときくらげは水につけて戻し、きくらげは食べやすい大きさにちぎる。
もみじ麩は8等分に切る。

[4]

[2]の卵液に火が通ったら[3]の具とうずらの卵を彩りよくちらす。残りの卵液を加え再び蒸し器に入れ、強火で2分間、その後中火弱で10〜15分間蒸し火を通す。

[5]

蒸し器から取り出し、枝豆とイクラをちらす。




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