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切り干し大根のオープンオムレツ

【1人前:246kcal】

コラム
 おいしい味をつくる仕事の一つに寒の風を頼りに保存食を作る「風仕事」があります。干し柿や切り干し大根・かき餅などは、私も母の手伝いをしていますが、温暖化の昨今、この仕事の難しさを感じます。
 今回は市販品の切り干し大根を使った卵レシピです。味付けが簡単で手早く出来て、卵焼きに加えると朝食の一品にも向きます。コリッとした食感と素朴な甘みは生にはないおいしさです。干し大根には生を切って干したもの、ゆでたり蒸して干したもの、さらに細切り、やや太め、割り干し、丸干しなどいろいろありますが、今回の卵焼きには「細切り」が合います。レンジで作るソースが一段と切り干し大根の味を引き立てます。このソースは一押しです。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2012.4.27掲載







切り干し大根(乾) 50g
A
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
6コ
B
少々
こしょう 少々
桜えび(またはちりめんじゃこ等) 適宜
・淡口しょうゆ、サラダ油
C ソース
トマトチケャップ 大さじ2
砂糖 大さじ1
小さじ1
だし(または水) 大さじ1
 
[1]

切り干し大根し水で洗い、たっぷりの水に20分間つけて戻す。
水けを絞りざく切りにし、淡口しょうゆ小さじ1をからめる。

[2]

ボウルに卵を割り入れ溶。Bを加えて混ぜる。

[3]

フッ素樹脂加工のフライパンを中火で熱し[1]を入れてサッといためる。Aを加えて手早く混ぜサラダ油大さじ2をまわし入れる。


ポイント・・・切り干し大根でボリュームアップ
水で戻すと3〜5倍に増える。卵焼きに加えると食感が出て火も通りやすくなり、更に鉄分やカルシウムもプラスされる。

[4]

[2]を一度に[3]に流し入れて桜えびを散らし、全体を大きく混ぜる。ふたをして中火弱で約3分間焼き、裏返して同様に3分間焼く。
食べやすい大きさに切り分けて器に盛る。

[5]

耐熱ボウルにCを入れてよく混ぜ、電子レンジ(500W)に30秒間かけてソースを作り[4]にかける。




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