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大学いも

【1人前:188kcal】

コラム
 今週はプロ野球日本シリーズ中継のため、キッチンカーでの料理はお休みでした。そこで今回は、フライパンで簡単にできる「大学いも」の紹介です。
 一般的な作り方は、「いもを揚げる」「濃厚な砂糖液をからめる」と二つの工程があり、手間がかかります。が、工夫をすればこの工程をフライパンの中で同時に行うことができます。
 ポイントは火力。中火に変えるところに経験を必要としますので、今回初めて挑戦される方は、5回ぐらいは作ってみてください。うまくいけばプレゼントにもなるほど、立派に仕上がります。
 大学いもは、どこかの大学の前で売られていたことから、こう呼ばれるようになりました。とにかくチャレンジ!チャレンジ!です。

                           毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2003.10.25掲載






さつまいも 300g
砂糖 60g
黒ごま(煎) 適宜
・サラダ油、酢
 
[1]

さつまいもは、ころんとした一口大の乱切りにし、水につける。

[2]

フライパンにサラダ油大さじ1と砂糖を入れ酢を少々たらっと落とす。
さらに[1]のさつまいもを入れいもに砂糖をまぶしてからふたをする。
※酢を加えると砂糖液の再結晶が防げ、仕上がりが白っぽくなりません。

[3]

[2]を弱火で15分間加熱し、初めてふたを開ける。いもに火が通っていれば火力を中火にする。
※いもが少し固ければ再びふたをして、2〜3分間加熱して火を通します。

[4]

ヘラなどを使っていもに濃厚な砂糖液をからめる。
砂糖液が茶褐色になりはじめ、液がいも全体にからんだらでき上がり。

[5]

油を薄く塗ったバットに移し、急いでごまをふり広げて冷ます。




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