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きんとん

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コラム
 栗きんとん、豆きんとん…ときんとんにも色々ありますが今回は年末に100kg近くを練り上げて作った芋きんとんのレシピを紹介しましょう。サツマイモの甘みはブドウ糖、果糖、ショ糖などで加熱すると生イモで2%の甘みが更に増します。また、でんぷん分解酵素のβ-アミラーゼは40〜60℃で一番よく機能するので弱火で練り上げます。1回量を5kg単位にして練ること5〜6時間。おかげで年末にすべき掃除や年賀状書きも今頃らなっております。りんご入りなので甘酸っぱさが後を引く味です。今年もよろしくお願いいたします。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2008.1掲載






さつまいも 中2コ(約600g)
りんご 1/2コ
砂糖 50〜60g
水あめ 30g
くちなしの実(乾) 1コ
栗の甘露煮 8粒
・塩
 
[1]

さつまいもは洗って厚さ1cmの輪切りにし、皮の内側の黒っぽい線のところまで皮をむき、水にさらす。
りんごは半分に切り、芯を取り皮をむき5mm厚さに切り、塩水にくぐらせる。
くちなしの実はお茶パックに入れて砕く。

[2]

なべに[1]と砂糖、水あめを入れ具の八分目まで水を加える。強火にかけて煮立ったら落としぶたをして弱火で約20分間煮る。

[3]

ふたを取り、水分がなくなるまで時々芋を崩しながら練る。練りながら木ベラの後がなべ底にはっきりつくようになればでき上がり。栗の甘露煮と塩少々を加える。



きんとんをギョーザやシューマイ等の皮で包んで油で揚げると、一品違った味が楽しめます。




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