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鶏肉のねぎたたきなべ

【1人前:470kcal】

コラム
 寒さの厳しい日や人が集まる時の料理は「鍋もの」が喜ばれます。鍋には、水やだしで炊き、酢じょうゆで食べる「水炊き」や、煮汁に味をつける「寄せ鍋」などがあります。味も具もワンパターンになりがちで、飽きがこない工夫が必要です。今回の鍋は寄せ鍋の一つで、味つけの割合は酒としょうゆ、みりんが同量で、7倍の水で薄めます。甘口の家庭は砂糖を少し加えて下さい。ねぎを加えた鶏団子はおいしさはもちろんですが、だしにもいい味が出ます。




毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2010.1月掲載






鶏むね肉 2枚(約500g)
根深ねぎ 2〜3本
1コ
糸こんにゃく(白) 400〜500g
焼き豆腐 1丁
しめじ 2袋
春雨 1袋
みりん
A 煮汁
酒・しょうゆ・みりん 各カップ1/2
砂糖 大さじ2〜3
カップ3 1/2
 
[1]

鶏肉は皮つきのまま小口から薄く切り、
さらに細かく切る。

[2]

根深ねぎは1本の半量を細かく刻み、
残りは斜め切りにする。卵は卵黄と卵白に分ける。

[3]

[1]の鶏肉に[2]の刻んだねぎと卵白を加えてたたく。


ポイント…手早くたたく。
      粘りを出さない為。
      軽い包丁よりも出刃包丁を使って
      手早くたたくと肉のおいしさが味わえる。

[4]

糸こんにゃくは下ゆでしてから食べやすく切る。
焼き豆腐は縦半分に切り1cm幅の小袖切りにする。
しめじは根元を落とし、小房に分ける。
春菊は食べやすい長さに摘む。

[5]

[4]の材料を大皿に盛りつけ、鶏肉の上に卵黄をのせる。
※鶏肉をのせる部分の皿にみりんを塗ると肉がくっつかない。また表面に塗ると照りが出る。
煮汁Aをなべに合わせひと煮立ちさせる。

[6]

平なべに[5]の煮汁を2/3量ほど入れ火にかける。
煮立ったら鶏肉と卵黄をスプーン等を使って混ぜ合わせ団子状にまとめて入れる。

[7]

ねぎや他の具も入れ煮ながら食べる。
煮汁が足りなくなったら残りの煮汁を足す。
※仕上げに焼き餅を加えてもよい。




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