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たけのこまんじゅうの煮物椀

【1人前:171kcal】

コラム
 今回のメニューは私の得意とするものです。椀(わん)種のたけのこまんじゅうには、今の時期鮮魚コーナーで見かけるアオサ(海藻の一種)を組み合わせ、3月といえともまだ肌寒いので、汁に薄くとろみをつけました。このような料理を煮物椀と呼び、会席料理の一種です。またこの名は道具のことも指し、形が大きく浅めの塗椀でふたの甲、裏、椀の見込み(内面)に蒔絵(まきえ)を施したものなどがあります。乾燥したアオサは干物コーナーでもとめられます。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2011.3.26掲載






ゆで筍(水煮) 200g
鶏ひき肉 100g
干ししいたけ(戻す) 大1枚
青ねぎ(小口切り) 2本
A
だし カップ2
淡口しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
あおさ 適宜
菜の花(ゆでる) 4本
揚げ油 適宜
・薄力粉、しょうゆ、かたくり粉
 
[1]

フードプロセッサーのみじん切り用刃をセットしてたけのこを入れ粗みじんにかく拌する。

[2]

[1]をボウルに移し、薄力粉50gとしょうゆ小さじ1を加え良く混ぜ4等分し、まんじゅうの皮をつくる。

[3]

干ししいたけは粗みじん切りにし、鶏ひき肉と青ねぎ、しょうゆ小さじ1を加えよく混ぜ4等分し、まんじゅうのあんとする。

[4]

[2]をラップなどを使って直径10cmくらいに平らにのばし、[3]のあんをのせて包み、かたくり粉を薄くまぶし、170℃の揚げ油に入れ7〜8分間かけて色よく揚げる。


ポイント…まんじゅうの皮はあんの直径の1,5倍に
      のばす。皮をのばしながらあんを包むと
      皮とあんの間に空気が入りにくい。

[5]

なべにAを入れて煮立てる。かたくり粉大さじ1を同量の水で溶き流し入れ薄くとろみをつける。[4]を入れ、1〜2分間煮てから椀に盛り、あおさとなの花を飾る。




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