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新たまねぎと鶏肉のうま煮カレー風味

【1人前:463kcal】

コラム
 福岡市内やその近郊で田植えが始まるころには、新タマネギは終わり、その後は貯蔵に向く品種へと変わります。今回は水分が多く辛みが少なくて柔らかい、保存のきかない新タマネギの特徴を活かした今しか出来ないメニューです。沢山でる水分を利用しての加熱は、甘味を引き出します。そしてこの甘味が鶏肉を柔らかくし、調味料の砂糖を加えなくて済みます。甘味を十分利用するためには、切ったらすぐ調理しましょう。



毎日新聞福岡版「ごはんのじかん」2011.6.10掲載






新たまねぎ 2〜3コ(600g)
鶏もも肉(骨なし) 2〜3枚(600g)
カレー粉 大さじ2〜3
A
大さじ2
しょうゆ 大さじ2
トマトケチャップ 大さじ2
パプリカ(赤) 1コ
スナップえんどう(ゆでる) 適宜
・サラダ油、塩
 
[1]

新たまねぎは縦半分に切り、繊維に沿って5mm幅のくし形に切る。


ポイント…たまねぎは放射状に切る
      形を均一するとほぐしやすく食感もよい。

[2]

鶏肉は身に細かく切り目を縦横に入れさらに1枚を8〜10等分し、ポリ袋に入れる。カレー粉を加えもみ込む。
ボウルにAの調味料を合わせる。

[3]

パプリカは縦4等分にし、種とヘタを取り、2cm角に切る。

[4]

深めのフライパンにサラダ油大さじ2を入れ中火で熱し、[2]の鶏肉を入れて全面焼きつける。香りが出てきたら、たまねぎを加えていためる。たまねぎがカレー色に染まったら[2]のAの調味料とパプリカ、水50ccを加えふたをする。中火で10分間煮て全体に火を通し仕上げ、
塩少々で味を調える。器に盛り、スナップえんどうを添える。


ポイント…呼び水をする。
      たまねぎの水分を引き出す為
      少量の水を加える。
      また甘さも引き出され砂糖を
      加えなくてよい。




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